Yu's Tea Room

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コロナの影響で閉鎖しているペルー世界遺産、7月1日から再開へ

皆さんこんにちは。コロナの影響で生活ががらりと変わってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

当ブログの記事更新が約一ヶ月ぶりとなりましたが、その間にも多くの方がアクセスしていただき、アクセス数は安定しています。見て頂いている読者の皆様、いつも、有難うございます。

 

さて、今回は世界遺産に関するニュースです。

 

ペルーやナスカの地上絵など、遺構や自然公園が再開


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世界ではコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、文化施設や自然公園が休業しています。それは、かの有名なマチュピチュやナスカの地上絵を有するペルーも同様です。

 

そのペルーなんですが、7月1日から上記を含む55の遺構と自然公園の営業再開が決定しました。政府が決めたそうです。

 

未成年と高齢者は、年末まで入場料が無料となっており、当該者からすれば、かなり嬉しい決定ですね。

 

ペルーでは3月15日から非常事態宣言が出されており、先ほども述べた通り、多くの施設が閉鎖されていました。その影響も含めて、経済損失は約4300億円になるとか。

 

詳しくデータを見ていないので断言はできませんが、ペルーは観光での収入が大きいでしょうから、政府としては早く観光地の営業を再開したいのでしょう。

 


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55の遺構は、チャンチャン考古遺跡など、他のペルーの世界遺産を含んでいるのかは、調べていないので不明ですが、いずれにせよ、観光地でのコロナ対策は必須でしょう。

 

特に心配なのは、マチュピチュなどの有名な遺産です。一日の入場数を制限する、観光客同士の距離をコントロールするなど、対策をとらないと、飽和状態になってしまいます。

 

日本でも、非常事態宣言が解除された都道府県は、美術館や博物館を順次開館する予定でしょうが...やはり、何らかの対策は講じなければなりません。

 

そういった意味で、ペルー政府は、どういった方法を採るのかは注目です。世界のロールモデルを提示できることを期待しましょう!

 

ニュースソース:

www.jiji.com