Yu's Tea Room

世界遺産や研究に関する話題を紹介。日々の生活や書籍の記事も投稿しております。

Yu's Tea Room

To enlarge education of world heritage for peace.

【感想】ガンダムSEED FREEDOM見てきたよ、お祭り映画でした。

f:id:rissho-blog:20240128215906j:image

昨日、ガンダムSEED FREEDOM見てきましたよ。

ネタバレ避けたかったので、公開日の次の日に見に行きました。

 

本当に楽しみにしていたんです。なんせ、ガンダム好きになったのもSEEDからでしたので。初めてのガンプラも1/100 フリーダムガンダムで、そのあと自分で買ったガンプラが1/144ストライクフリーダムガンダムでした。

 

あと、映画の大スクリーンでガンダムが見れるのも嬉しかった。SEEDは発進シークエンスの魅せ方が上手いので、それも楽しみにしてました。

予告が公開されるたびに早くに見たい!ってなりましたよ。

 

んで、こっから本題になります。

 

 

映画見る前に、西川貴教さんが主題歌「FREEDOM」について語るYouTubeショート動画を拝見したのですが、そのとき西川さんが「今回の作品は『愛』がテーマなので、自分なりのSEEDへの思いを歌にしました」的なことをいっていたので、今回は恋愛が話の主軸になるのかなと思いました。実際、その通りでしたね。

 

ちなみに、この「FREEDOM」、個人的にはめちゃくちゃ好きな曲です。最初は作品に合ってないとか、色々いわれてましたが、完全にスルメ曲でした。小室哲哉最高。

 

 

 

※ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

所感

見終わった感想なのですが、まず最初に思ったことが、

「思ってたのと違った、お祭り映画だった」

ということでした。今まで公開されていた予告を見る限りだと、シリアス度100%で調合された内容だと思っていたのですが、蓋を開けてみると「Gガンの終盤」+「ビルドファイターズ」でした。

 

前半はシリアスな内容なのに、後半からギャグシーンがはいってきたりと温度差がすごかったです。そのギャグシーンとはつまり、

です。以前のSEEDだと絶対ないノリですね(笑)

 

個人的な鳥肌場面

鳥肌シーンがふたつあって、

最初に関しては、やっぱり大スクリーンで迫力のあるライジングフリーダムのカッコよさと、遂に映画が始まった!というワクワク感。これが最高だった。

 

大スクリーンで見る、この発進シーンは最高だった

二つ目は、自分がシン・アスカというキャラクターと、デスティニーガンダムが好きなので、そのシンが活躍する戦闘が見れて大満足。俺たちのシンはやっぱり強いんだぞ、と。デスティニーガンダムは、アナザーガンダムの中では、アルトロンガンダム(EW)の次くらいには好きです!

 

逆にいうと、最初の『FREEDOM』が流れながら、コンパスのメンバーが戦闘に介入して、活躍するシーンが映画のピークでした....

 

前半のままの雰囲気で、後半の最終決戦やってたら、俺の中で『逆シャア』や『F91』に並ぶ傑作になってたかも。確かに面白かったけど、俺にはこのノリに合わないかなって感じ。そういう意味では00の映画のほうが好きです。

 

個人的ハイライト

ただその分、色々語るポイントやツッコミポイントが多いのも事実で、お祭り映画としての出来は高いですね。以下、個人的に気になった点です。

  • ミーティアを駆るデュエルとバスターの登場の意外性。精神的に成熟し、安定しているイザークディアッカのコンビが良かった。
  • 歴代種・種死の戦闘BGMがアレンジBGMが使われていたのが熱い。
  • アスランが輝いていた。登場シーンも完璧だし、乗る機体もみんなびっくりするチョイス。初代のオマージュシーンもあったね。
  • シンがキラから「ミレニアムは頼んだよ」と激励され嬉しがるのを見ると、キラとシンはやっぱ相性が良いんだなと。それに比べて、アスランはシンから「あんな奴」「ジャスティスだから負けた~」とか言われてて、関係修復どころか悪化してる(笑)
  • 今作はSEEDの世界観から逸脱してる、というよりガンダム感があまりない。パイロットスーツやキャラデザ、ギャグシーンの影響だろうか。
  • マーズとヘルベルトが唯一の前作登場キャラでの死亡者。SEED特有のあっさり退場。
  • 回想シーンでまた●されるニコル。
  • 台詞はないが、過去キャラが出てきたのが良かった。カズイやサイとか。ニコルの名前もアスランの口から出てきてよかった。
  • ラッキースケベ、シン。
  • キラとアスランの殴り合いシーンが、進撃の巨人最後のエレンとアルミンに重なった。キラのラクスへの想いを吐露するシーンとか、完全にエレンのそれに似てる。キラを一方的にボコるアスランは、さすが軍で教育を受けていただけに流石。そして、そのアスランを見て嫌悪するシンでという何とも言えない空間が生まれていた。
  • ラクスが「ドッキングを」と喋るシーンで、ケツがどあっぷになるの狙ってるだろ(笑)
  • 最初のコンパス介入シーンで、精神的に追い詰められており(デスティニープランを否定する自らの選んだ選択が正しかったのか悩みながら)、曇っていてもなお戦い続けるキラがかっこいい。種のときもそうだけど、やっぱ迷いのあるキラが人間らしくて好きだ。種死では、もっぱら悟りを開いたマシーンのようだったし。そう意味で、今作のラクスへ思いが爆発してカッコ悪いヤマト准将は、好感がもてる。
  • レクイエムを避けるノイマン強すぎ。あとレクイエムを反射させるアカツキムウ・ラ・フラガも大概おかしい。今回の2大化物。
  • ライジングフリーダムについて、せっかく変形機構が搭載されているのに、それが映画で全然活かされてなくて悲しかった。

 

以上です。今回の映画で界隈が盛り上がっているのを見ると、やっぱSEEDっていう作品の影響力はすごかったんだなっていうのと、自分にとっても大切な思い出だということを実感しました。この映画見る前と見た後のわくわく感は、絶対忘れません。有難う。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!SEED最高!