Yu's Tea Room

世界遺産や研究に関する話題を紹介。日々の生活や書籍の記事も投稿しております。

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To enlarge education of world heritage for peace.

【新春東海の旅】愛知前編(犬山市・名鉄)

 

皆様、明けましておめでとうございます。

本年度もよろしくお願いします。このブログを立ち上げて、今年で8年目と、もはやだいぶ長寿となってきましたが、今後もマイペースに記事を更新していきます。

 

さて、今年は新年早々暗いニュースが続きましたが、私は実家に帰省しておりました。

初詣も元旦の夜に済ませ、このままだと何もしないまま正月を終えてしまうため、何かしたいと思った結果、旅行に行くことにしました。去年も関西旅行してますが、このままだと毎年正月に旅行するのがライフワークになりそうな気が...

 

というわけで、1月3日から東京を出発し、1月7日に帰宅するまでの、計4日間の旅行の記録を書いていきます!

 

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【新春世界遺産めぐりの旅】京都編②(京都御所・二条・嵐山)

 

 

1月7日(京都②)

ホテルを出た後、ドトール四条大橋店で時間を過ごしました。

この日は、昼の祇園をサラッとまわったあと、二条城に行きました。が、時間との兼ね合いもあって中には入りませんでした(次の日に観光することになります)。

 

この日は雨が降っていたこともあり、観光する気力もなく。というわけで、この日にiPhone13miniをアップルストアで購入。10万くらい溶かしました。

地元にはアップルストアないから、すげー助かりました。

端末購入時に、店員さんも「高い買い物ですよね~」とか言ってたけど、自分で言うんかい!と(笑)

 

文化庁

夜には移転予定だった(現在は既に移転済)文化庁庁舎を見に行きました。京都という一大文化都市で働けることに凄い羨ましさを感じました。あと、庁舎が立派且つ綺麗なのも嫉妬してしまった。

建物かっこいいです。確か、この建物は京都府に借金して造ったはず。

 

京都ガーデンパレス

京都ガーデンパレス

次の日で京都とはお別れするの決めていたこともあり、せっかくなので、今までのなかでもお高めのホテルに宿泊。

 

駅から距離があり、アクセスは悪いですが、京都御所のすぐ隣に位置しており、次の日にすぐ観光できたのが魅力でした。

ちなみに、この日はやよい軒で夕食。今出川には、同志社大学があるからかもしれないが、駅前に飲食店が多く立地していました。

ホテルロビー

客室

朝食

素泊まりプランでしたが、課金して朝食も喫食。1000円以上することもあり、量・メニューともに満足できました。

鯉がいた

1月8日(京都③)

朝食を食べて、エネルギーチャージした後は、京都御所の蛤御門からスタート。

蛤御門

幕末における蛤御門の変禁門の変)で有名、長州藩と幕府側の激戦地となった。門のには当時の弾痕が残っているそうです。確かに写真をよーく見ると、不自然な斑点がところどころ見られますね。

別角度から

広すぎて地平線が見える

京都御所に行った感想なのですが、とにかく広すぎる!これだけです。

ここくまなく探索しようとすると、半日~一日は絶対かかりますね。私は、他にもまわりたいところあったので、さっと切り上げましたが。

建礼門

堺町御門

蛤御門から入って、そのままL字に進み堺町御門から出る。その後、丸太町駅まで行き、国道367号線を沿って二条城へ向かいました。途中、京都国際マンガミュージアムや、御金神社を通りました。

1月7日にも国道367号線沿いを通ったのですが、謎の行列を発見し、一体何なんだと思ったのですが、その正体は御金神社の待機列でした。1月8日も行列ができており、「みんな金が好きなんだなぁ...」と。金色の鳥居が目を引きます。

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離宮二条城

 

二条城は、徳川家康京都御所の守護及び将軍上洛時の宿泊所として築城した平城です。京都御所とも徒歩で容易に移動できるほどの、近い距離感に位置しております。

徳川慶喜大政奉還を行った場所として有名ですね。京都の世界遺産群の一つとなっております。そのため、多数の文化財が残っています。

 

入城料は、通常1300円とくそ高いです。色々と割引がきくようなので、京都観光で寄る場合は、割引制度を利用した方がお得ですね。

 

拝観の順番は、東大手門から入って、唐門→二の丸御殿→本丸御殿→清流園の順番です。

 

東大手門(重要文化財

東南隅櫓(重要文化財


隅櫓は当初は、4つ残っていました、現在残っているのは西南と東南のみ。東南隅櫓は、二条城前駅を出ると、一番最初に目に入るため、二条城の顔ともいえる存在かもしれません。

唐門(重要文化財

御殿の正門・唐門越しに二の丸御殿を望む

豪華絢爛な彫刻

唐門は、彩色が特に美しく、鶴や龍、虎が描かれいます。2013年に修復工事完了。

二の丸御殿(国宝)

唐門を抜けると、二の丸御殿が出てきます。二条城的には、一番メインの場所がここになります。内部の写真撮影は禁止です。

 

土蔵

御殿の見学が終わっても、色々みるものがあります。

例えば、この土蔵。1626年の建築。蔵という簡素な建物ですが、重要文化財に指定されています。写真に収まらないほど巨大な蔵で、長さが17間となっております。城内には現在3棟のみが残るが、当時は10棟もあったとか。

 

天龍寺

JR二条駅から嵯峨嵐山駅

JR二条駅

ちなみにホームは、後に行くことになるタイのBTSに似ていた。高架式は大体似たような構造になるのかな?

 

大方丈と曹源池

枯山水

参拝料は、庭園だけか、諸堂も見るかで異なります。庭園だけだと500円です。諸堂含めると、+300円。ここら辺は時間に余裕があるかないかで決まると思います。

 

庭園の枯山水が美しかったです。この日は、曇り時々雨だった気がしますが、雨もがっつり降ることはななく、濡れることもなかったので快適に拝観できました。

庭園からの眺望

庭園は散策が可能で、上に登ると、お堂一体を眺めることができます。1月だったので、枝垂れ桜も寂しいものでしたが、これが春や秋だとすごく綺麗だと思います。多分、歩いてるだけでも画になるでしょうな。人の多さを覚悟できるのなら、是非シーズンに行ってみることをオススメします。

 

嵐山の竹林小径

そして、天龍寺から竹林を通って、嵐山駅へと向かいます。

 

有名な竹林は、天龍寺の北門と隣接しております。

天龍寺北門

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竹林の小径についてですが、やはり人は多かった印象ですね。外国人の方も他の嵐山観光スポットのなかでも特にいました。おそらく海外でも有名なのでしょう。

写真撮るときも、絶えず人が往来してました。人がいない時間帯に行くのなら早朝がベストですね。晴れの日とかだともっと新緑が映えていたと思います。

 

竹林エリアを抜けると、一気に人が減ります。嵐山公園の歩いている道中、周恩来の祈念詩碑がありました。
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日中友好

下っていくと、船着場へ

川下りのアクティビティで賑わっていた

渡月橋

渡月橋

渡月橋到着です。倉木麻衣の「渡月橋~君 思ふ~」を聴きながら、京都府道29号線を歩いていたのは今でも覚えていますね。

 

阪急嵐山駅

阪急嵐山駅到着。駅舎はかなり綺麗です。ただ、周辺含めて人の数がエグイです...

龍安寺駅へ向かいます

照明器具が特徴的です。写真見た限りですが、ライトアップされると美しいですね。
本当は仁和寺も寄りたかったんですが、時間の都合上今回は断念し、優先度の高かった龍安寺だけ行きました。

 

龍安寺

龍安寺駅到着

余談ですが、龍安寺駅の近くに立命館大があります。グーグルマップで調べてる最中に、初めて気づきました。

龍安寺参道

龍安寺参道は時間の影響か、かなり寂しい感じでした。シャッターが閉まっているお店は多く、人気も少ない。共●党のポスターも貼っており、複雑な気分になりました...

まぁ、観光する分には人がいない方が気楽でいいんですけどね。飲食店もなかったのは、マイナスポイントでした。

 

 

龍安寺方丈(本堂)

山門を通って、方丈(本堂)へ。龍安寺は1450年以来の禅寺で、現在の方丈は1797年に焼失後1606年に移築されたものです。

方丈庭園

方丈に入ると、かの有名な方丈庭園が見れます。またの名を「龍安寺石庭」。

学校教育を受けている人なら、一度は教科書で見たことがあるであろう石庭です。

正倉院のときもそうですが、私は教科書に載ってある「あの場所」を実際に見れることに喜びを感じます。また夢が叶いました。

 

枯山水

15の石が配置されているとのことですが、私には15個も分かりませんでした。因みに、作庭者・作庭時期・意図ともに不明なのも、ロマンを感じますよね。

外国人の方もいらして、改めてこの石庭が世界的にも著名だということを感じました。

方丈内部

方丈内部

知足の蹲踞

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周囲は池泉回遊式庭園になっており、池に沿ってぐるっと廻る形で境内を拝観します。

途中、鏡容池越しに見える方丈が風景明媚でした。

帰りは、バスに乗って京都駅に戻りました。いやー、バス一本で京都駅まで帰れるって便利すぎる!バスで京都まわると、物静かな風景から大都市への変貌ぶりに驚きます。

 

京都は、「都会」と「歴史的風致」を両立してる最強の都市だなって思いましたね。

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またまた余談ですが、この日は確か機動戦士ガンダム水星の魔女の第1クールの最終話でして、京都駅にあるカフェで写真のコーヒーを飲みながら、Twitterでその衝撃的な内容をタイムラインで知り「まじか...」ってなったを覚えています。

 

んで、京都とはこれでお別れとなり、京都駅から大阪のあいりん地区でまた宿泊することに(笑)一日目で味を占めてしまいました!

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大阪に戻ってまいりました。よくよく考えると、大阪を起点とした交通網が強すぎ。

京都⇔奈良⇔神戸といった異なる文化圏を持つ都市に、電車一本且つ、所要時間も然程かからずに移動できるのは魅力的です。
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飛田新地に行く道中。これに関しては、別記事で上げたいと思います。
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宿泊したホテルは最初喫煙室でしたが、ホテル側が私が禁煙者だと知って、偶然空いていた禁煙室に交換していただきました。これは嬉しいサプライズ。
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最後の晩餐は、あいりん地区で食べた間中華で〆。奇しくも、店内で放送していたテレビ番組が春日大社を特集していました。

 

これにて京都編は終了です。次回はいよいよ最終日です。

 

【新春世界遺産巡りの旅】のアーカイブ

rissho-blog.hatenablog.com

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【新春世界遺産めぐりの旅】京都編①(宇治・祇園)

 

 

1月6日(京都①)

天気予報を確認すると、1月6日以降の天気は芳しくなかったため、晴れているうちに平等院に行くことを決めました。

JR宇治駅

平等院に行くために、まずは宇治駅へ向かうのですが、実は京都駅から結構離れてまして。何だったらJR京都駅より近鉄奈良駅のほうが近いです。

平等院

鳳凰堂(国宝)

JR宇治駅から歩いて8分~10分程度で平等院に着きます。

拝観料は大人600円です。表門を入ると、すぐ右手にあの鳳凰堂に見えます。

 

美しい浄土庭園と阿弥陀堂ですネ。池の中に建てることで、空中に浮いているように見せているのが特徴。

 

藤原頼通が創建。藤原家の最盛期といえば、丁度道長~頼通の時代ですが、きっと華やかな生活を送っていたであろう頼通でさえ、末法思想に恐れを抱いていたと思うと、色々考えさせられますよね。

真正面から

鳳凰

鳳翔館

鳳翔館は博物館です。規模自体はそんなに大きくないですが、『鳳凰』等、国宝を多数展示しています。

裏手から見た鳳凰

美しき庭園

観音堂重要文化財

とても大きい観音堂。今は修理中のため非公開。説明板等一切ないのが残念でした。

養林庵書院(重要文化財

重要文化財の建築物は、非公開で写真の奥にあります。

平等院の後は、宇治上神社へ。

宇治橋

宇治橋を渡ります。646年に架けられたと伝えられる国内最古級の橋らしいです。

古今和歌集源氏物語にも登場するらしいです(今度、該当箇所だけ読もうかな)。

現在の橋は、1996年3月に架け替えられたものです。

宇治橋から宇治川を望む

個人的には、宇治川といえば『宇治川の戦い』ですね。今から約840年前、源義経木曾義仲がここで戦いました。

朝霞通り

宇治橋を渡り、宇治上神社を目指します。

宇治神社宇治上神社

宇治神社鳥居

宇治神社到着。宇治神社は、宇治上神社とは異なりますが、二社一体の存在でした。

拝殿(京都府指定有形文化財

本殿(重要文化財

宇治神社を出て、さわらびの道を歩くとすぐ宇治上神社があります。

宇治上神社

宇治上神社鳥居

 

鳥居のすぐ隣にでかでかと『世界文化遺産』の文字が。アピール精神が伝わってくる。
奇遇なことに、2023年は卯年なんですよね。そのうさぎに所縁がある宇治上神社に参拝できたことを光栄に思います。

本殿(国宝)

こじんまりとした神社ですが、建築物の数々はどれも一級品です。

まず、写真の拝殿ですが、国内最古の拝殿となっております。
鎌倉時代初期の造営になります。

拝殿(国宝)

本殿。こちらに関しては拝殿より更に古く、平安時代後期の造営です。

つまるところ、国内最古の神社建築となります。菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)、応神天皇仁徳天皇を祀っています。境内は広くないが、そこはとなくスピリチュアルパワーを感じることができました。

 

宇治上神社でパワーを頂いた後は、遅めの昼食。

朝霧橋

帰りは朝霧橋を渡って、JR宇治駅方面に戻ります。

道中、中村藤吉を発見し、ここで昼食をとることにしました。

中村藤吉平等院

中村藤吉は、安政元年創業の老舗お茶さんです。

宇治川を見ながらお食事、最高。

中村藤吉は、ロケーションが素晴らしいです。

平等院店では宇治川を見ながら優雅にランチできます。

中村藤吉平等院店外観

中村藤吉平等院店ですが、写真の通り全く飲食店の雰囲気がないというか、ただの一軒家に見えます。店内はかなりリノベーションされていて、綺麗でしたよ。

通圓

中村藤吉でエネルギー補給したあとは、宇治橋をもう一度渡り、通圓さんでお食事。

通圓は、創業1160年。

 

...

1160年だと!?

平安時代からお店が続いていることに驚きなのですが、通圓よりも歴史のある企業が国内にあと9つもあるらしい。

んで、歴史がこれだけ長いので、当然建物も古いわけで、写真の店舗は1672年築。

いやー、すごい!なんか日本遺産の構成文化財のひとつになってました。

 

しかも、やばいのが何と広辞苑にも「通圓」が載っております。

 

上抹茶とお菓子

とりあえず、定番を注文。

こういう場所に行って、初めて和菓子のお作法とか調べました(笑)味は、安定の美味しさ。上抹茶は苦さを感じ、お団子はしっかり甘いです。

京都タワー

宇治駅から京都駅に戻り、京都タワーの展望台に上がりました。

展望台は暗くて、雰囲気は良い

京都タワーの良いところは、駅からかなり近いところですかね。気軽に夜景を堪能できます。一方で、東京タワーとかと比べると中は狭いです...それで、人が多いので人口密度は高いです。んで、望遠鏡があるので、遠くの寺社仏閣を眺めて楽しめます。

 

京都は、都市景観政策によって高層ビルがありません。その影響もあって夜景に関しては、個人的には感動できるほどの印象は受けなかったです(京都府民の皆さん、すいません)。

 

この日は、マックとかでご飯を食べて携帯を充電し、四条烏丸などを散策。

四条烏丸

この日を通じて、京都市内のビジネス街や繁華街がどこかを学ぶことができました。

散策終了後は、再び京都駅に戻りました。

京都の夜景

京都駅の空中径路から京都タワーの夜景を撮影。

空中径路までの通路

空中径路、もといスカイデッキなんですが、なんか通路の電飾も綺麗だったし、夜景とか見たいなら京都タワーよりこっちのほうがおすすめかも。無料ですし。

賀正

京都駅

京都駅はこのガラス張りの解放感あふれる駅舎が素敵ですよね~

八坂神社

西楼門(重要文化財

京都駅から祇園方面まで再び移動。ここまでで夜の10時半くらいだった気がしますが、最後に八坂神社に行ってました。

 

京都の繁華街・祇園を突っ切ると、終着点のように位置しています。

西楼門がお出迎え、境内最古の建造物、応仁の乱で焼失後、再建。

舞殿(重要文化財

参道を歩くと、境内の中央に舞殿があります。1874年再建。

提灯が沢山連なっているため、夜間明かりによって一番目立ちますね。

本殿(国宝)

本殿は写真では収まりきれないほど、巨大な建物となっております。

公式ホームページによると、ご利益は安産、学業成就、縁結び、商売繁昌、家内安全、厄除、災難除となっております。何でも網羅してるな....

夜の参道(万灯籠)

文化財指定されている建築物が多く、スケール感の大きい神社でした。

神馬舎(しんめしゃ)

日吉社重要文化財

美容水

帰りに花見小路も散策しました。

この時間23時過ぎてたこともあってか、誰もいませんでした。

 

Rumor Plaza

 

この日のホテルはカプセルホテルです。地元のサウナ―からは有名らしいが、現在はリニューアル工事で休業中(2023/11/1時点)。

立地が素晴らしいですね。

細長いビルに、カプセルホテルとサウナが入っております。

カプセルホテル内部

寝室スペースは非常に綺麗ですネ。まぁ、一日目にあいりん地区の激安カプセルホテルに泊まったのもあると思いますが....w

んで、サウナエリアも割と広いです。市内プールみたいな雰囲気で、目新しさはありませんが、風呂も何種類かあって楽しめました。

 

京都編②へ続く。

 

↓前回

rissho-blog.hatenablog.com

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【5年ぶりの海外】一週間タイ旅行レポート④(古都アユタヤ)

※タイの旅行記書き忘れていたので、うる覚えながら書いていきます

古都アユタヤ

12時にホテルを出発しまして、鉄道を使ってタイの世界遺産、アユタヤへ行ってきました。タイの世界遺産って5つしかないのに加えて、アユタヤ以外はバンコクから離れているので、どうしても2日以上の行程を組まざるを得ないか、ツアーを使うしかないんですよね...

 

アユタヤはバンコクから日帰り(東京→静岡の距離と同じくらい)で行けるので、私も行ってきましたよ。

 

 

写真左側がチケットオフィスです。中央のゲートを通ると、そのままプラットフォームとなっております。

 

3等列車に乗りました。エアコン付きの2等列車に乗りたかったのですが、「3等しかないといわれました」。満席だったとかいうわけではなく、おそらく時間や日にちの関係から、2等以上は運行してない感じでした。

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車内

この日は快晴だったので、車内も地獄のような暑さを覚悟していたのですが、意外とそうでもなかったのを覚えています。むしろ丁度いい気温でした。

やはり日差しが直接照り付けると暑いのでしょうね、あと鉄道で駆け抜ける風が強く、それも非常に気持ちいい。


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アユタヤへ向かう途中の風景です。タイのもうひとつのハブ空港であるドンムアン空港の近くも通りました。バンコクまでは、高層ビルがポツポツと見えましたが、市内を出ると田んぼ風景が続きます。


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駅中で買ったアマゾンコーヒーと一緒に。このコーヒー、かなり量が多い。

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アユタヤ駅です。世界遺産への玄関口ですが、駅自体は特段大きいわけではありません。アユタヤ公園へ行くためには、川を横断する必要があります。一応、タクシー使って迂回して公園に行くルートもありますが、舟使ったほうが安いです。

舟に乗ってアユタヤ公園へ

舟で川を渡った後、自転車を借りて、公園内に行きます。

 

解説するとアユタヤって大きな公園になっていて、その公園の中に遺跡が点在している感じです。公園の中は、くそでかです。移動手段にもよりますが、一日あっても恐らく全部の遺跡をまわるのはむずかしいかもしれません。そう思うくらい広いです。

自転車で公園内を探索します

右も左も向けば、遺跡が建っております

 

ちなみに私は2時間かけて2つしかまわれなかったです。ちゃんと観光しようと思うと、半日は必要です。しっかり観光したいと思ったら、朝から出発する方が良いでしょう。

 

ワット・プラシー・サンペット

これは公園の中を自転車でまわって、直に感じたことなんですが、公園内は整備されているものの観光地としては整備されてないように見受けられました。というのも、ロードマップ的なものが公園内に一切おいてないので、位置関係が非常にわかりづらいし、どこを見ればいいかわからない。私はグーグルマップでいちいち確認しながら、彷徨っていました。

 

たまに犬がいて、狂犬病こわかったなぁw

 

ワット・マハータート

朽ちた仏像

 

公園内の仏像には頭がないものも多く、非常に悲しかったですね(おそらく盗られたのでしょう)。

 

観光中に、思いがけない出会いも...

フランス人のテオ君に会いました。いきなり「日本人ですか?」と、私に聞いてきました。そこで話をしていると、彼はゲームクリエイターだそうで、どうやらロシアとウクライナの戦争ゲームを作っているのだと(テオはめっちゃ笑いながら話していたが、すげー不謹慎w)その後、彼はそわそわしている俺のことを察してくれて写真を撮ってくれた。印象深い出来事、旅はこういう一期一会があるから本当に面白い。

 

夕焼けの遺跡、本当に美しかった

余談ですがなんか、ウルトラマンネクサスに出てきた遺跡を思い出しました。

 

デュナミスト姫矢が辿り着いた遺跡(ウルトラマンネクサスより)

モチーフはおそらくアンコール遺跡だと思いますが、アユタヤも雰囲気似てますね。

ここに来ればデュナミスト気分になれる!?あと、日本人の方も見かけました。

 

日本の遺跡といえば、縄文遺跡とか古墳を思い浮かべると思いますが、東南アジアのこの「THE・遺跡」のような場所は、正しく日本では絶対に見られない光景で感動したのを覚えています。タイのなかでは一番良かった場所なので、ベトナム行った時にも事前に「遺跡には行こう」と思っていました。

 

rissho-blog.hatenablog.com

一応、アユタヤの遺跡の中でも特に有名な箇所は3つあり、

「ワット・マハータート」と「ワット・プラシーサンペット」には行けましたが、最後の「ワット・チャイワッタラナーム」には行けなかったのが残念でした。

 

というのも、上の地図を見てもらうと分かると思うのですが、ここに行くためには密集してる遺跡群とは離れており、川を跨がなければいけません。時間もかかるため、断念しました。次回は必ず訪問したい!

 

アユタヤ遺跡

 

帰る時にちょっとしたトラブルがありました。自転車を返却時間が17時までだったのですが、観光していたときは丁度そのことを忘れていて、17時前にふと思い出したのです。これは、「やばい!」と。急いで帰ったのですが、なんとレンタルしたお店は閉まっておりました。自転車をレンタルするときに、お店にパスポートを預けており、そのこともあって非常に焦りました。店主がいるような気配はしないし、店をノックしようとするにも、近づくと店の中の番犬?が騒ぐわで、どうしようもない状況に。

お店に電話しても、タイ語で何かアナウンスが流れてきてわからんし(笑)

 

本当にどうしようか困っていたところ、店主が来て、ホッと一安心。どうやら、外出中だったようです。17時以降の返却でしたが、延滞料金等はとられませんでした。

 

舟を渡って戻ろうと思っていましたが、営業時間が過ぎていたため、GRABを使って、アユタヤ駅まで戻りました。

 

夕暮れのアユタヤ駅プラットフォーム

課金して乗車

HOPE LAND HOTEL SUKHUMVIT 8

ネットの口コミを見て、泊まったホテル。昼にキャリーケース預けて、出かけていました。価格はタイ旅行のなかでは、一番高かったけど、それでも日本の4つ星くらいはありそうな高級感のあるホテルです。

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JF無料&高級感のあることから、このホテルに泊まったが結局、お持ち帰りしたときは、このホテル使わずなんかお姉さんに案内されたホテル使うことになった(笑)

 

部屋の様子

ダブルベット

バスルーム&トイレ

この日はナナプラザで遊んだ一日になりました。いやー、やっぱあそこ楽しいですよ。

友達と行ったらもっと楽しいと思いました。前の日もナナプラザ行ったのですが、その日はなんか見るだけで終わったので、なんかモヤモヤして。女の子と話している時間のほうが楽しかったなー、あとなんか飯食うことになったので、金足りるか心配になったのも覚えてる(笑)結局大丈夫だったが。隣りのグループも確かに日本人で、ほんとに日本人多いんだなと思いました。

【天心の見た風景】六角堂・弘道館を観光(茨城県)

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2023年、秋の観光

2023年、10月13日~14日で北茨城市水戸市へ観光してまいりました。

私はかつて茨城県つくば市に住んでいた経験もある生粋の茨城マイスター。

 

さぁ今回の標的は、県北。全都道府県中魅力度最下位といわれ続ける茨城ですが、果たして本当にそうなのか...吟味してやる!!(上から目線)

 

さて、今回は仕事を定時であがったあと、

バスで仙台→いわき市(宿泊)

その後、電車でいわき市北茨城市(六角堂)→水戸市弘道館)→日立市(特急乗車)→仙台

という行程でした。

 

ベトナム旅から約一ヶ月半ぶりの旅行となりました。

結論からいうと、六角堂最高でした。日本を感じさせる素晴らしい風景美で感動です。

 

北茨城市・六角堂・五浦海岸編

六角堂

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大津港駅から30分くらいかけて歩いて、六角堂へ到着。道中、蜘蛛の巣多すぎてビビったわ。ちなみに、駅前以外には何もないです。普通車で行くようなところですね、はい。

 

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普通に歩いていると見逃しそうになるが、途中「風船爆弾放球基地跡」があった。

同地には、不慮の爆発事故によって殉死した方の慰霊碑もあった。

 

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敷地内に入るのに400円かかります。

ちなみに天心美術館のチケット見せると、割引になるそう。

 

疲れも溜まってのもあると思いますが、六角堂到着した瞬間、その絶景に感動。

五浦海岸

 

六角堂は1905年に建造、東日本大震災によって消失後、茨城大学の手によって再建。

写真を見る限り、再建前と後で内部の造りも異なっている。

 

内部

百年以上も前の話でありますが、近代日本美術の大家である岡倉天心も見た風景であることに思いを耽る。これは確かに天心も気に入るな。

 

私は大学院時代に専門は、文化財であり、つまるところ芸術系の人間です。大学院の講義を通じて、天心のことは知ってましたし、同じ芸術を志した者として、私も一切関わりがない訳でもない?のです。その天心が愛した風景を追体験できました。

 

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久しぶりに自然の美しさを堪能できましたが、波の音が非常に心地よく、人もそんなにいなかったので、穴場観光地ではないでしょうか。

 

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敷地には天心邸もありました。中に入ることはできません。

 

弘道館水戸市

大津駅に戻った後は、水戸市に向かいます。水戸市に行くのは初めて。


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水戸駅南口。

 

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水戸駅北口。建物の年季が入ってるのは北口のほうだが、繁華街方面に面しているのはこっち。

 

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水戸黄門もいました。

 

ちなみに、水戸駅到着寸前まで住宅街でしたが、駅前に着いた途端、急に高層ビルが出現。1月に長野駅行きましたが、駅前の発展度的には大体同じくらいな印象。水戸駅のほうがコンパクト、長野駅のほうは万遍なく市街地が広がっている印象。でも長野は、善光寺とかいう長野を代表する一大観光地との距離も近いし、人の数も多いかな。仙台と広島みたいな感じ。

 

弘道館正庁(国重要文化財

水戸駅からちょっと歩くと、弘道館に着きます。近すぎ。

見学に400円かかります。

 

弘道館は江戸時代後期に水戸藩によってつくられた藩校です。日本遺産の構成資産。

弘道館正門(国重要文化財

正庁がぱっと見、二条城に似てるなと思います。ミニ二条城的な。

今は季節的に散っていましたが、梅の開花時期だとかなり景色も素晴らしいのかなと思いました。

正庁内部

藩校の規模(敷地面積)としては全国最大らしく、確かに建物自体もかなり広い印象です。江戸時代のトイレもあり、面白かったです。

奥行きが広い

日立駅

さて、観光も終了し、水戸駅から日立駅に向かいます。日立駅から特急乗車します。

日立駅

日立駅は日本全国の駅舎のなかでも、美しいことで有名。まず、外観がガラス張り且つピロティでモダンなデザインしてますよね。

太平洋を一望


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インスタ映えするような場所なので、展望ロビーで撮影してるカップルもいた。ちなみに、写真右側がカフェとなっております。満席でそもそもすぐに入店できなかったため、行くのやめました。


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海岸口からだと、写真のように綺麗な景色が見れる。

中央口側から出ると、ショッピングモールもある

駅前は意外?に栄えており、小さいけど「ヒタチエ」というショッピングモールもありました。

 

中には、珈琲館やドトールコーヒー等、私が住む大前提条件「コーヒーチェーン店がある」を満たしており、ブックオフ無印良品も構えていた。居酒屋もそこそこあり、なんか私が以前住んでいたつくば市の駅前と雰囲気が似ており、懐かしい気持ちになったのと同時に「ここなら住める!」とすら思えました。なんかまた上から目線で申し訳ないですが。

 

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帰りは特急を使って帰還。快適だったぜ。

プチ旅行感覚で行った今回の観光、自然の風景美に触れることができ、海外旅行とはまた違った充実感を得ることができました。今回かかった費用はトータルで1万5千円くらい?でした。あっぱれ!いやー、やっぱり茨城最高!!!

 

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P.S ほかの旅行記も見てねー

【ネタバレ含む】沈黙の艦隊 感想

9月30日観賞

 

  • まさか終わらないとは→続編確定っぽい
  • ヤマト建国シーンと、直後のしまなみ到着シーンがかっこよかった。米軍×ヤマト×日本という三つ巴の構造が良い。
  • 総評としては、全部見ないと何とも言えないが、普通におもろかったと思う。
  • 日本の会議シーンで、統幕長がいたが普通海幕長もいないと不自然だが、紹介されてなかっただけで、会議に同席していた可能性?
  • 元凶は、米国×防衛大臣×内閣参与×首相の計画&人選ミス。
  • 公開前は、玉木宏大沢たかおの配役逆だろといわれていたが、映画を見て納得。劇中で海江田が英語をしゃべるシーンが多く、英語の話せる大沢たかおが海江田役に選ばれたのだろう。
  • ユースケ・サンタマリアのキャラ好きだわw
  • シーバット計画は、国会の審議も通してない、予算は日本持ちというとんでもないシナリオ。普通に国権乱用で憲法違反が問いただされるレベルではないだろうか...w

【東南アジア屈指の文化立国】ベトナム旅行備忘録

※この記事は、自分への旅行の備忘録的なものです。したがって、語尾が統一されていなかったりと、かなり読みづらいものになっておりますがご容赦ください。

 

8月24日~29日までの旅行でした。ベトナムの中部ダナン・ホイアン・フエの3都市に行きました。

 

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