2023年、秋の観光
2023年、10月13日~14日で北茨城市と水戸市へ観光してまいりました。
私はかつて茨城県つくば市に住んでいた経験もある生粋の茨城マイスター。
さぁ今回の標的は、県北。全都道府県中魅力度最下位といわれ続ける茨城ですが、果たして本当にそうなのか...吟味してやる!!(上から目線)
さて、今回は仕事を定時であがったあと、
バスで仙台→いわき市(宿泊)
その後、電車でいわき市→北茨城市(六角堂)→水戸市(弘道館)→日立市(特急乗車)→仙台
という行程でした。
ベトナム旅から約一ヶ月半ぶりの旅行となりました。
結論からいうと、六角堂最高でした。日本を感じさせる素晴らしい風景美で感動です。
北茨城市・六角堂・五浦海岸編
大津港駅から30分くらいかけて歩いて、六角堂へ到着。道中、蜘蛛の巣多すぎてビビったわ。ちなみに、駅前以外には何もないです。普通車で行くようなところですね、はい。
普通に歩いていると見逃しそうになるが、途中「風船爆弾放球基地跡」があった。
同地には、不慮の爆発事故によって殉死した方の慰霊碑もあった。
敷地内に入るのに400円かかります。
ちなみに天心美術館のチケット見せると、割引になるそう。
疲れも溜まってのもあると思いますが、六角堂到着した瞬間、その絶景に感動。
六角堂は1905年に建造、東日本大震災によって消失後、茨城大学の手によって再建。
写真を見る限り、再建前と後で内部の造りも異なっている。
百年以上も前の話でありますが、近代日本美術の大家である岡倉天心も見た風景であることに思いを耽る。これは確かに天心も気に入るな。
私は大学院時代に専門は、文化財であり、つまるところ芸術系の人間です。大学院の講義を通じて、天心のことは知ってましたし、同じ芸術を志した者として、私も一切関わりがない訳でもない?のです。その天心が愛した風景を追体験できました。
久しぶりに自然の美しさを堪能できましたが、波の音が非常に心地よく、人もそんなにいなかったので、穴場観光地ではないでしょうか。
敷地には天心邸もありました。中に入ることはできません。
弘道館・水戸市編
大津駅に戻った後は、水戸市に向かいます。水戸市に行くのは初めて。
水戸駅南口。
水戸駅北口。建物の年季が入ってるのは北口のほうだが、繁華街方面に面しているのはこっち。
水戸黄門もいました。
ちなみに、水戸駅到着寸前まで住宅街でしたが、駅前に着いた途端、急に高層ビルが出現。1月に長野駅行きましたが、駅前の発展度的には大体同じくらいな印象。水戸駅のほうがコンパクト、長野駅のほうは万遍なく市街地が広がっている印象。でも長野は、善光寺とかいう長野を代表する一大観光地との距離も近いし、人の数も多いかな。仙台と広島みたいな感じ。
見学に400円かかります。
弘道館は江戸時代後期に水戸藩によってつくられた藩校です。日本遺産の構成資産。
正庁がぱっと見、二条城に似てるなと思います。ミニ二条城的な。
今は季節的に散っていましたが、梅の開花時期だとかなり景色も素晴らしいのかなと思いました。
藩校の規模(敷地面積)としては全国最大らしく、確かに建物自体もかなり広い印象です。江戸時代のトイレもあり、面白かったです。
日立駅
さて、観光も終了し、水戸駅から日立駅に向かいます。日立駅から特急乗車します。
日立駅は日本全国の駅舎のなかでも、美しいことで有名。まず、外観がガラス張り且つピロティでモダンなデザインしてますよね。
インスタ映えするような場所なので、展望ロビーで撮影してるカップルもいた。ちなみに、写真右側がカフェとなっております。満席でそもそもすぐに入店できなかったため、行くのやめました。
海岸口からだと、写真のように綺麗な景色が見れる。
駅前は意外?に栄えており、小さいけど「ヒタチエ」というショッピングモールもありました。
中には、珈琲館やドトールコーヒー等、私が住む大前提条件「コーヒーチェーン店がある」を満たしており、ブックオフや無印良品も構えていた。居酒屋もそこそこあり、なんか私が以前住んでいたつくば市の駅前と雰囲気が似ており、懐かしい気持ちになったのと同時に「ここなら住める!」とすら思えました。なんかまた上から目線で申し訳ないですが。
帰りは特急を使って帰還。快適だったぜ。
プチ旅行感覚で行った今回の観光、自然の風景美に触れることができ、海外旅行とはまた違った充実感を得ることができました。今回かかった費用はトータルで1万5千円くらい?でした。あっぱれ!いやー、やっぱり茨城最高!!!
P.S ほかの旅行記も見てねー