皆様、明けましておめでとうございます。
本年度もよろしくお願いします。このブログを立ち上げて、今年で8年目と、もはやだいぶ長寿となってきましたが、今後もマイペースに記事を更新していきます。
さて、今年は新年早々暗いニュースが続きましたが、私は実家に帰省しておりました。
初詣も元旦の夜に済ませ、このままだと何もしないまま正月を終えてしまうため、何かしたいと思った結果、旅行に行くことにしました。去年も関西旅行してますが、このままだと毎年正月に旅行するのがライフワークになりそうな気が...
というわけで、1月3日から東京を出発し、1月7日に帰宅するまでの、計4日間の旅行の記録を書いていきます!
1月3日
1月3日は、まず午前中は家族でコメダ珈琲のモーニングを食べてくつろぐ。その後、別れて単身東京駅に向かい、高速バスで名古屋駅まで向かいました。
このとき、バスが接触事故を起こして、予定時間よりも遅延してしまった...
ところで、なぜ今回東海を旅の目的地に設定したのかというと、東京からいい感じの距離だからです!東京の衛星都市(ちーば・ださいたま・川崎国)を観光しても、近いため、何か旅行した気分にならない。しかし、東海地方なら東京から金銭的・精神的にもぎりぎり行ける距離、且つ絶妙な距離感なため選びました。
幼少期5年間住んでいた名古屋市、訪問するのは約7年ぶりでわくわく。
アパホテル名古屋駅南
ブッキングドットコムの予約で、値段は5,398円。昨今のホテル事情を鑑みると、安いと思います。アパは東横イン、ルートインに比べて、あんまりビジネスホテル感がなくて好きです。
ここのアパ、すごい良かったのが何と!VODが見放題なんです。もちろん無料。
非常にありがたいのですが、逆に寝るのが遅くなってしまいがちに(笑)
今回の東海旅行で泊まったホテルのなかでは、コスパ含めて一番良かったと思います。
1月4日
チェックアウトをしたあと、吉野家で朝食を済ませました。今回の東海旅行で素晴らしかったのは、快晴であったことです。
夜に一応名古屋駅に到着したわけですが、晴天の中、改めて名古屋駅の駅ビルを見て、名古屋という中京圏を牽引する一大都市の巨大さを実感しました。
写真に超高層ビルが3棟建っていますが、一番右のJRセントラルタワーズの高さは245mです。因みに仙台で一番高い高層ビルが、仙台トラストタワーが180m。
いかに名古屋がメガシティかが、ここから既に分かると思います。
名古屋をざっとまわって、都市の規模は体感で仙台の2.5倍~3倍くらいかなと旅行時に思いました。後から参考までに調べてみると、仙台都市圏の域内総生産は5兆4142億円で、名古屋都市圏の域内総生産は22.5兆円でした(Wikiより)。
犬山城
今回の東海旅行の一番の目当てが犬山城でした。約一年前の長野旅行で、お城の魅力に気づき、国宝天守を観光制覇することがひとつの目標になっています。
↓ 当時の長野観光の記事はこちら。
彦根城は修学旅行で見に行っており、行ってなかったのは犬山城・松江城・姫路城でした。「姫路城は、最後に見たい...」、「松江城は島根県で遠い....」ということで、犬山城がいい!ということで今回のメインイベントになりました。東海旅行に行く理由のひとつにも、犬山城の存在があります。
名鉄にて、「犬山城下町きっぷ」を購入。これは、犬山城までの往復券+犬山城入城券+城下町で使える3回分の割引クーポンがワンセットになったお得なクーポンになります。もちろん、トータルでかかるお値段も通常より数百円安い。
岐阜県との県境なので、一応足を踏み入れました。
美しいの一言。標高80mの断岸に立つ凛々しい姿です。
ちなみに、スマホだと犬山橋から犬山城が遠すぎて、城を被写体にした良い写真が撮れないので注意。
断岸上に築いているのは、木曽川を背にすることで、城の背後を守る戦略的な意味があります。
ここから、実際に犬山城を観光しての所感です。
まず、犬山城は丘の上に立つ平山城です。当然ですが坂道があります。したがって、結構天守に行くまでに体力を使います。
あと、これは誤算だったのですが、混みます。天守も19mでそれほど大きくないうえ、神社を通って入城するので、正月の初詣の参拝者もおそらく沢山来ているものと思われます。当日は、一番混む時間帯に行ったこともあってか、スタッフが『天守まで40分』と案内版を持っていました。でも実際は、40分もかかってないと思います。
次に、以前行った松本城と個人的にどっちが良かったかについてです。
総合的には、すいません....松本城のほうが好きです....(犬山城、ごめん!)
理由は二つあります。
②松本城は平城なので観光するにも坂を上る必要がありません。疲れません。
平山城は、城郭全体でみればかっこいいのですが。観光のしやすさで見れば、平城が良いですね。松本城も水堀に囲まれた天守もかっこよく、写真映えについては甲乙つけ難いです。
しかし、犬山城にも松本城よりいいなと思ったことがあります。それは、天守最上階からベランダのように一周まわれることです!これを廻縁(まわりえん)といいます。これは松本城にはないどころか現存12天守では、犬山城と高知城のみだそうです。
天守に入る待ち時間は暑くて、コートも脱いでいましたが、最上階まで登ると気温も下がりとても涼しかったです。
有楽苑・如庵
犬山城の観光終了後、同じ国宝如庵に行きました。入苑料は、通常1,200円。犬山城下町きっぷの割引適応で840円です。ちょっと高いかな...
有楽苑という日本庭園があり、そのなかに国宝建築物の如庵が建っています。
如庵以外にも重要文化財の建築物があり、如庵以外にも見所があります。
庭園は歩いていて風情があり、今まで天龍寺、龍安寺、根津美術館、浜離宮庭園、二条城、六義園、三渓園、称名寺、新宿御苑等、様々な庭園を見てきましたが、やはり日本式の庭園は廻るだけでも楽しいです。
犬山城に比べて人も全然いないのも好評価。落ち着いて見て廻れます。
犬山市観光で、犬山城だけ行って帰るのは勿体ないです。穴場スポットなので、是非立ち寄ってほしい場所です。
如庵は非公開で、立ち入り不可。外観のみを鑑賞するのみとなります。
杮葺き。内部の床脇(書棚)には斜めの壁の作っているらしい(有楽苑HPより)。
如庵に隣接するのが旧正伝院書院。中では、お茶会(稽古?)が催されてました。
文化財ですが現役で利用されているという点で、リビングヘリテージに該当するのではないでしょうか。着物を着たマダムらしき女性達がお作法に励んでおり、なかなかに面白い光景を見ることができました。
竹林小径も夕日に照らされて美しかったです。
犬山城下町
一言でいうと、川越です。人がばちくそ多いです。小京都で雰囲気も良いため、若者も多い印象でした。私は人混みが嫌い、というか疲れるのですぐ退散しました。
町並みが示す通り、数多くの歴史的建築物が立地。国登録有形文化財の本町車山蔵の保存修理工事をしていました。絶え間ない文化財の保存の努力に拍手!
同じく登録有形文化財の旧磯部家住宅復原施設を見学しました。無料です。
中に入ると、案内係が軽く建物の解説をしてくれるので、素晴らしい。昔の商家です。
建物の外観では、膨らんだ屋根(起り屋根)が特徴。内部は奥行きが広く、天井が高いので、圧倒される。奥に進むと、蔵が二棟あります。
パンフもあって、内容に富んでいるため、登録有形文化財のなかでは、文化財として有効活用してる良い事例だと思ったのですが、後ほど調べると管理者は犬山市だそうで、この充実度は道理で...と納得してしまいました。
写真撮りすぎて、スマホの充電がなくなりかけたので、エスカのコメダ珈琲で充電。運良く端の席のコンセントある席に案内された。
大名古屋ビルヂング5F スカイガーデン
ここからは夜景特集です。2か所行ってきました、まずはスカイガーデン。高級ショップが入っている大名古屋ビルヂングの5階、タリーズコーヒーの横にあります。
周りのイルミネーションと合わさって、とても綺麗な光景でした。無料ですので、気軽に行けるのもポイント高いです。
ミッドランドスクエア スカイプロムナード
こちらは1,000円掛かりますが、スカイガーデンより格別の夜景を堪能できます。
少々値段は張りますが、せっかくなので行ってきました。
ミッドランドスクエアは中部一の高さを誇る超高層ビルです。その高さを活かした展望遊歩道で、360度のパノラマビューを楽しむことができます。
流石、日本夜景遺産に認定されているだけあり、名古屋の摩天楼を楽しめました。
矢場とん 名古屋駅名鉄店
さて、最後は遅めの夕食です。観光した時って夕食遅くなりがち...
名古屋といえば、味噌カツ!というわけで、矢場とんに行ってきました。
人気メニューを注文。1,900円です。お値段の高さは否めませんが、写真の通り、かつの量が多い!そして、米とキャベツはおかわり無料なので、もうご飯がすすむのなんの。
肝心のお味ですが、普通に美味しいです。ちょっぴり贅沢なディナーとなりましたが、最高でした。
次回は、愛知後編になります!