愛知編からの続きで、最終回となります。愛知編を読んでいない方は、こちらからどうぞ。
サイホテル
静岡駅周辺で泊まった最後のホテルになります。
お値段は、驚異の3,150円。
こんだけ安いと訳ありなのかなと思うかもしれませんが、普通に良いホテルでした。
テレビや冷蔵庫もあります。
リノベーションしたらしく、ホテルの居室やフロントはかなり綺麗でした。ユニットバスだけは、古かったです。
チェックイン・チェックアウトの手続きは自動精算機で行います。
さらに、ここのホテルの凄いところは1階にドリンクバーがあります!部屋を行ったり来たりするのは若干めんどくさいですが、値段に見合わない破格のサービスです。
今回の東海旅行で泊まったホテルの中だと、こことアパホテルがダブル優勝でした。
ホテル着いたのが、かなり遅かったこともあり、南口方面で開いてる飲食店がなかったため、セブンイレブンで夕食を購入。最後の夕食がこれとは....
1月6日
午前の静岡駅。旅行最終日まで快晴で本当に良かったです。
駅ナカの飲み屋。静岡のソウルフードである静岡おでんのお店もありました。
いつか食べてみたいなぁ。
静岡駅北口のバスロータリーから一枚。
駅前に今川義元像があった。駿河の戦国大名だったからだろうか。
静岡駅北口の外観。パルシェという駅ビルが入っていて、普通にでかいです。
静岡駅北口からまっすぐ進むと、新静岡駅があります。奥に、新静岡セノバという大型商業施設が見えます。私は、このセノバに入ってある新静岡バスターミナルから、日本平に向かいました。
ここら辺の床屋で散髪してリフレッシュ。シャンプー込みでも安価な値段で嬉しかった。
散髪後は、朝食とバスまでの待ち時間を兼ねて、エスプレッサメンテ・イリーのコーヒーを飲んで優雅にくつろぎました。
その後、静鉄バスが販売しているお得なセット券を購入。これは、日本平までの往復券と、久能山東照宮まで行くロープウェイ往復券と久能山東照宮拝観券が一緒になったものです。これひとつで、日本平の観光が完結してしまうてんこ盛りアイテム。
日本平
日本平は静岡駅から、静鉄バス(日本平ロープウェイ行)利用で45分。始発の新静岡駅から乗車。静岡駅時点で立っているほどでいっぱいになるほどの乗車率だったが、半分程度が日本平動物園の最寄り駅で下車、小生含めた残りが終点まで残った。
日本平は、標高307mの丘陵部。バスから降りると、美しい富士山がちらりと見えて「うぉ....」と、思わず声が出てしまいました。
日本平には、久能山東照宮行きのロープウェイ、日本平デジタルタワー、そして展望施設の日本平夢テラスがあります。入場無料。
隈研吾といえば、根津美術館・高輪ゲートウェイ駅・新国立競技場で有名ですね。木材を活かした建築が特徴ですが、日本平夢テラスも県産の木材が使用されています。
1階は展示エリア、2階はラウンジ、3階は展望回廊となっています。
内装を見るだけでも、十分楽しめます。そして....
3階の展望回廊から絶景を拝めます。雪も降り積もっていて、本当に美しい景観です🗻
時代を超えて愛されてきた霊峰の姿に感動。
また、日本平夢テラスの眺望から、静岡駅中心の都心エリアと、東静岡駅・草薙の副都心エリアがはっきりと分かり、静岡市の拠点性を垣間見れるのが面白いです。
久能山東照宮
美しい富士山を眺めた後は、今回の旅を締めくくる「久能山東照宮」へ。
久能山東照宮へは、日本平から行く場合ですと、ロープウェイで下っていく必要があります。夕方頃行きましたが、ロープウェイの待機列がえぐかったです。
東照宮とは、一言でいうと徳川家康を祀った神社です。
んで、久能山東照宮は、栃木県の日光東照宮・東京都の上野東照宮とともに、三大東照宮と言われております。
元々、徳川家康の遺言で久能山に埋葬願いがあったということで、日本初の東照宮となります。
ここで勘のいい方は、ある疑問が湧くかと思います。
その通りです。徳川家康の遺骸が埋葬されているのは、結局どっちなのか?
......
これは結局わからないです(笑)
久能山東照宮の関係者は、もちろん久能山東照宮に安置されていると思っているらしいですが、まぁそれは日光東照宮側も同じですよね!きっと。
何にせよ、どちらも文化財的には素晴らしいことには変わりありません。
久能山東照宮の神社建築は、国宝の本殿・拝殿・石の間以外にも、殆どが重要文化財であり、正しく一大宝庫といっても差し支えないです。簡易なトイレが併設されているただの事務所だと思っていた建物も重要文化財だったからびっくり。
あと、私も家康公のファンであり、日光東照宮で買った昇り龍のお守りを今も実家に飾っています。受験の際にも祈禱してパワーを貰っていました。巡り巡って、願いも叶っているので、家康公ほんま有難う。
徳川家康を模した武者ガンダムが置いてます。ガンプラが奉納されていて実に静岡らしい光景でした。
定期的に社殿の漆塗り替えしており、最後だと2006年に完了したらしい。
平等院鳳凰堂と同じようなもんですね。
国宝の本殿・拝殿・石の間です。日光東照宮でお馴染みの権現造。流石の大きさです。
太陽に照らされて燦然とばかりに輝く社殿が本当に美しかった!
金運がアップすると言われる「金の成る木」にお祈り。祈った瞬間、葉擦れが聞こえて、微かに家康公に思いが届いたと感じました。
博物館も見応えがあります。徳川家、とりわけ家康公にまつわる所蔵品を多数展示している2階建ての博物館です。国宝の美術品だけでなく、歴代徳川将軍の具足も展示。
家康公が使用していた杖もあり、将軍の生活スタイルが展示品を通して分かるので、面白かったです。
最後に....
日光東照宮は世界遺産に認定されていますが、普遍的な価値として両者に差が生まれたのはなぜでしょう。どちらも建築物は荘厳で、久能山東照宮も豪華絢爛な面では一切遜色は一切ないです。でも、境内の規模は日光東照宮が明らかに巨大だと思いました。日光東照宮には五重塔とかもありますし。
拝観にも、想定よりも時間がかかりませんでした。境内は縦に長いイメージ。
さて、ロープウェイで戻り、帰りのバスまで時間があったので最後に、夕暮れの富士山を撮りました。日中と違ってまた良いですね。日本夜景遺産にも選ばれています。
バスに乗って、静岡駅まで行き、マックで喫食後、東京の実家まで電車で戻ってきました。
こうして、今回の「新春東海の旅」は無事終了です。
今回の旅行は、名古屋でスマホの充電切れによって、予定が狂った点を除けば、ほぼほぼ完ぺきな行程となりました。まぁ、今回でモバイルバッテリーは必須だということを否が応でも分からされたので、ある意味良かったかな。
毎回正月は長期休みをとって、どこか行くのがルーティンになりそうな気がしました。
東海でパワーをいただいたので、本年も目標に向かって頑張っていきたいと思います!
ここまで読んでいただき、有難うございました。
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