シン・エヴァンゲリオン見てきました。
ネタバレ注意!がっつり映画の内容に触れますので、ネタバレ嫌いな人は、読まないように。
一応、本編旧劇も見ているので、それも含めて感想。
良かったところ
ゲンドウとシンジの問答。
シンジが攻めになって、ゲンドウとやり取りしたのが良かった。
旧劇の補完シーンで、ゲンドウがシンジに対してとっていた態度の真意が簡単に述べられていたが、今回はがっつり深掘りされていた。
しかも、それがシンジとの対話によって、明らかになったのでシンジもゲンドウの真意を理解できたことだろう。
本編ではなしえなかった二人の和解...に近い形で、物語を終えられたのは、円満である(ゲンドウの目的は果たせなかったが)。
悪かったところ
戦闘描写。映画のなかで割いた戦闘シーンも多く、きちんとロボットアニメしてたし、最後にもふさわしい重圧と緊張感。しかし、演出というか、アングルと物体のCGがグルグル回ったりして酔いそうになった。
あと、個人的には悪くないとは思っているが、最後に公式カップリングを作ったのは賛否両論ありそう。
見所
見所...はやっぱ、シンジが物語を通じて段々成長していくところかな。
本作で一番感動したシーンは、シンジが初号機に乗ろうとする際の一連のシーンかな。というより、終盤のミサトさんのシーンは大体泣けますね。
年齢を重ねた二人(シンジとミサト)は、今回、息子と母親という関係だったと思います。
まとめ
Qと今作で旧劇のルートから完全に分岐した「新劇」。新たなエヴァの構築として、別路線を目指したのは結果的に良かった。
なんか、シン・エヴァンゲリオンのラストは転生エンドという、漫画版に近い終わり方でした。まぁ、この手の終わり方は基本ハッピーエンドだから、無難といえば無難。
それに、旧劇の終わり方が凄まじかっただけに、これでいいのではとも思う。
それにしても、マリはQまでほぼサブキャラの扱いで、いちいち語尾に付ける『にゃ~』もむかつくし、俺自身、「こいついらないんじゃね?」とすら思っていたが、最後の最後に重要な役を担うとはな...それにしても年齢差...(ボソッ)
ま、これもひとつのエヴァの形なのだろう。
ちなみに、諸々のシーンの気持ち悪さは、旧劇を上回っていた笑
うん、因みに俺は、「旧劇」と「新劇」のどちらが好きかと言われたら、やっぱ「旧劇」かな。