©2010 ABC/東映アニメーション
ハトプリロス...
何というか、物語が終わるとこんなにも虚無感が。
この感覚については、Post Anime Depression Syndromeとは (ポストアニメデプレッションシンドロームとは) [単語記事] - ニコニコ大百科 (nicovideo.jp)を参照。
※2021年11月11日深夜全話視聴完了
評価
ストーリー ★★★★★
キャラクター ★★★★★
アクション ★★★★☆
作画 ★★★★☆
演出 ★★★★★
劇伴 ★★★★★
総評 ★4.6
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感想
人の悩みやコンプレックスを利用し、生まれてくるデザトリアン。その目的は、誰しもが持っている心の花を枯らし、地球を砂漠化すること。
その野望をプリキュアが打ち砕いていく、というのが大まかなストーリー(物語のテーマは「チェンジ」)。
人の悩みやコンプレックスが描写されるので、妙に生々しく、リアルなんですよね。
要は、ちょっと暗い!それをキャラクター描写やデザインで、見事に中和しています。
一方で泣ける回も多くて、
9話、14話、16話、40話は良かったです。
特に14話は、リアルに涙腺にきて泣きました(23歳のいい年した男が、女児アニメでガチで泣きました)。40話は、敵幹部のサソリーナ退場回なのですが、これも泣きました。文章だけならドン引き案件ですので、ぜひ見てもらえたらなと思います。
作品自体が陰鬱な感じなので、元気印のキュアマリンが映えますね。
彼女は、物語の緩急・メリハリをつけるうえで非常に重要な存在です。
彼女のメイン回、28話・39話はギャグ色が強くて、作品自体が重めだったからこそ、印象に残りました。
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そして、ハートキャッチプリキュアは熱い展開が多い!
キュアムーンライトの復活の流れや、最終決戦等。ここらへんの演出(挿入歌入るタイミング)とかは、女児アニメということを忘れるくらい激アツで鳥肌もんでした。
以上の観点から、★4.5と評価いたしました。見終わった後に、謎の喪失感に陥るほど、ハマった作品でした!
『映画 ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー…ですか!?』
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本編見終わった後に視聴。
時系列は、ハートキャッチミラージュを持っていたことから、本編39話~44話までの間に起きた出来事だと思われる。
感想
- おねショタ最高
- つぼみがエ○イ(中盤、狼男に覚醒しかけたピカチュウとつぼみのシーンのカットが何故か色っぽい)
- パリに行きたくなる映画
- モンサンミシェルが盛大に破壊される
- ノートルダム大聖堂のカットから、時代を感じさせる(後年、まさかあんな事態になってしまうとは)
- オリヴィエが、プリキュア4人とそれぞれ触れあうことで、成長していく過程が良かった(えりかは姉×弟みたいな関係、いつきは本当の自分を隠しているもの同士、ゆりは父親のことでお互い苦悩しているもの同士)。
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まさか一日に2回もプリキュア映画を見ることになるとは...
もうひとつの映画については、後ほど記事にします。
では、あでゅー