Yu's Tea Room

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研究に向いている人

この記事は、私自身が思う『研究に向いている人』です。

 

この記事を書こうと思ったきっかけは、私自身、大学院での生活を1年半以上経験して「研究に向いている人って、こういう人だよなぁ」と自分なりに結論が出たためです。

 

以下が、私が思う研究に向いている人の基準です。

  • 勉強が好きな人
  • 好奇心・探究心が強い人
  • 先送りしない人
  • メンタルが強い人
  • 一定のコミュニケーションがとれる人

詳しく解説していきます。

 

勉強が好きな人

まずこれが前提ですね。これが欠如している人は、論外だと思います。

勘違いしないでほしいのは、(本人の)出身大学の偏差値は関係ないということです。

私はこの言葉はあまり好きではないのですが、俗にいう『Fラン大学』出身でも、全然研究者への適性はあります。

※ただし、偏差値の高い大学で学んだ人の方が、学習環境・刺激の面では優れているだろうし、有利なのは確かだと思います。実際、研究型大学では、多くの学者先生を輩出しています。

 

好奇心・探究心が強い人

やはり『研究』をするので、好奇心・探究心が強くなければ話になりませんし、(研究者になりたい人は)将来にわたって、そのモチベーションを糧に飯を食っていくことになるので、必須の条件になるでしょう。

付け加えなければいけないのが、自分の興味関心事に対しては、しっかり学問上の意義を考えなければならないということです。例えば、自分自身がハローキティのファンだから、『ハローキティの歴史』を研究したいと仮定します。

しかし、それが明らかになったところで学問分野にどのようなメリットがあるのか、どのような社会の課題へと還元できるのかが不鮮明です。

今出した例は非常に極端ですが、要は、ただ単に『好き』な事柄を研究すればそれでいい、という甘い世界ではないのです。

 

先送りしない人

研究では一定期間のなかで、成果をだすことが求められています。大学院でも、定期的に研究進捗の報告が課せられています。研究ではいきなり事象を発見できることは稀で、日々の積み重ねやプロセスを得て、結果を得られることが多いです。

したがって、課題に対して先延ばしするような人は、研究への適性は低いと思います。

まぁ、夏休みの宿題を夏休み終了直前に片付ける人は、研究職に向いてないですね。

 

メンタルが強い人

これは、個人的に重要な点だと思います。ゼミ内での研究進捗の報告では、ボスなどから厳しい言葉を貰うことは往々にしてあります。凄い優秀な人なら、そんなことは経験しないかもしれませんが。

また、研究職に就いたあとも、新しい研究成果を発表していき、ポストをとらなければいけません。やはり、強靱なメンタルがなければ、厳しいアカデミックの世界を勝ち抜くことは難しいでしょう。

 

一定のコミュニケーションがとれる人

研究は黙々と行うイメージがありますが、実態は違います。例えば、大学院ではボスと自分の研究に関して、密に話し合う必要がありますし、他メンバーからアドバイスをもらうこともあります。

また、学会などで地道にコネを作っていき、そこからポストへつける可能性もあります。残念ながらコミュ障の方は、そこら辺が難しいと思います。

 

以上、私的に思った研究に向いている人5選でした。まぁ、上に掲げたうち、4つ該当する人は研究に適性があると思います。逆に4つ以下だった人は、その世界に入り込んでも、つらい思いをする可能性が高いので、やめといた方が無難です。

あくまで、私個人の考えというのを、忘れないでください。

 

因みに私(現在修士2年)はというと、

 

勉強が好き・・・○

好奇心・探究心が強い・・・△(好奇心は強いが、探究心は強くないと思う)

先送りしない・・・×

メンタルが強い・・・×

一定のコミュニケーションがとれる・・・○

 

だと思います。というわけで、私自身、今めちゃくちゃ苦労しています汗

 

私のようなことにならないためにも、大学院にいくかどうかはよく考えた方が良いですよ。生半可な気持ちで入学すると、えらい目に遭いますw

 

では、あでゅー