Yu's Tea Room

世界遺産や研究に関する話題を紹介。日々の生活や書籍の記事も投稿しております。

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To enlarge education of world heritage for peace.

コロナ禍でも生活は適応する

大学でオンライン授業が始まってから、はや一ヶ月が経ちました。

 

生活環境が変わり始めてからは、もう2~3か月くらいになりますが、この生活にも慣れるもんですね。"自粛疲れ"は未だ拭えていませんが、逆に元の生活に戻ったら、昔の生活スタイルを忘れていると思うので、どんな感覚・心境に陥るのかというワクワクもあります。

 

一日のタイムスケジュール



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ここで、大学院生である私の、コロナ禍でのタイムスケジュールをば。

 

5:00~8:00:起床

上記の時間帯中に起床することが殆どです。大学生の頃は、昼に起床する日もあったけど、なぜか最近は一切なくなりました。朝は特に仕事がないので、勉強することもあります。

 

10:00~12:00:オンライン授業

一週間のうち、3日はこの時間帯にオンライン授業、もしくはゼミに参加しています。大学生の頃は、この時間の授業は、絶対に履修しませんでした。恥ずかしい話ですが、なぜなら、遅刻か欠席するからです(笑)

遅刻や欠席する理由として、病欠を除けば、ほとんどが「授業に間に合わない」というものだと思います。実際私も通学に約1時間45分を要していたため、朝早く家を出る必要がありました。

そういった意味で、オンライン授業は有効的ですね。オンライン授業は、自宅で行えるため、わざわざ通学する必要もない。支度も早ければ数分で終わるため、遅刻や欠席は滅多にないでしょう(堕落しなければ...の話ですが)。

 

12:00~13:30:買い物・昼食

午前のオンライン授業が終われば、昼食を買いに行きます。ご飯は基本的に弁当です。

昼食を済ませ、午後の活動に備えます。

 

13:00~17:00:オンライン授業 、課題 、勉強

午後にオンライン授業ある日はそれを聴講し、無い日は課題や勉強します。今日は、喫茶店でレポート課題を行っていました。

 

17:00~24:00:買い物・夕食、風呂、ジョギング、勉強

17:00を過ぎると、弁当が安くなるのでスーパーに行き、夕食や明日のパンを買います。上記の時間帯で風呂に入り、1~2時間くらい勉強します。一週間に一回は、ジョギングを行っています。

 

24:00~2:00:映画鑑賞→就寝

最近は、映画見てから寝ることが多いです。

 

なんだかんだ生活は適応している

もちろん、今より昔の生活の方が自由度が高く、不便もないので良いですが、今の生活も悪くないと思っています。むしろ、この日常に幸せすら感じるときもあります。また、大学時代の悪しき習慣が改善されつつあるので、良い習慣は、ルーティンにしたいです。

 

今の課題は、睡眠不足と勉強・研究不足ですね。

 

最近は、早く起きるようになったので、それに合わせて早く寝るようにしたいです。そのためには、一日のタスクを早く終わらせて、10時から映画鑑賞ですね。睡眠不足が災いし、午後に長時間の仮眠をとってしまう日も少なくありません。

 

あと、勉強・研究時間が少ない。ここでいう勉強とは、自習時間を指します。これに関しては、レポート課題の作成に時間を盗られたり、こうして記事書いている時間も関係しているので、一概にはいえませんが、それ抜きにしても少ないですね。結構、スマホとかで無駄にしている時間も多いので、効率よく時間を使うことに意識を向け、生活したいです。

 

5月末までの目標は、上記の課題を是正することとします!

コロナ禍での生活が続きますが、お互い頑張りましょう👍

 

 

コロナの影響で閉鎖しているペルー世界遺産、7月1日から再開へ

皆さんこんにちは。コロナの影響で生活ががらりと変わってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

当ブログの記事更新が約一ヶ月ぶりとなりましたが、その間にも多くの方がアクセスしていただき、アクセス数は安定しています。見て頂いている読者の皆様、いつも、有難うございます。

 

さて、今回は世界遺産に関するニュースです。

 

ペルーやナスカの地上絵など、遺構や自然公園が再開


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世界ではコロナウイルスの感染拡大を防ぐため、文化施設や自然公園が休業しています。それは、かの有名なマチュピチュやナスカの地上絵を有するペルーも同様です。

 

そのペルーなんですが、7月1日から上記を含む55の遺構と自然公園の営業再開が決定しました。政府が決めたそうです。

 

未成年と高齢者は、年末まで入場料が無料となっており、当該者からすれば、かなり嬉しい決定ですね。

 

ペルーでは3月15日から非常事態宣言が出されており、先ほども述べた通り、多くの施設が閉鎖されていました。その影響も含めて、経済損失は約4300億円になるとか。

 

詳しくデータを見ていないので断言はできませんが、ペルーは観光での収入が大きいでしょうから、政府としては早く観光地の営業を再開したいのでしょう。

 


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55の遺構は、チャンチャン考古遺跡など、他のペルーの世界遺産を含んでいるのかは、調べていないので不明ですが、いずれにせよ、観光地でのコロナ対策は必須でしょう。

 

特に心配なのは、マチュピチュなどの有名な遺産です。一日の入場数を制限する、観光客同士の距離をコントロールするなど、対策をとらないと、飽和状態になってしまいます。

 

日本でも、非常事態宣言が解除された都道府県は、美術館や博物館を順次開館する予定でしょうが...やはり、何らかの対策は講じなければなりません。

 

そういった意味で、ペルー政府は、どういった方法を採るのかは注目です。世界のロールモデルを提示できることを期待しましょう!

 

ニュースソース:

www.jiji.com

 

 

 

 

【Fate/Grand Order】星間都市山脈オリュンポス 感想

一昨日、FGO第2部5章のオリュンポスをクリアしたので、その感想を綴りたいと思います。(ネタバレは後述)

 

ネタバレ注意!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衝撃のストーリーと過去最高難易のボス

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まず、内容に関して。個人的には今回のシナリオ、第2章で一番面白かったと感じています。だって、クリアして一日経過していますが、未だ余韻に浸ってますもん(笑)

 挿絵の数も過去一くらい多くて、かなり気合い入ってましたね。昔のFGO知ってるものからすると、よくここまで豪華になったなと。

 

各ロストベルトを面白さで順位付けするなら、

 

オリュンポス(5章後編)>ユガ・クシェートラ(4章)≧シン(3章)=アナスタシア(1章)>アトランティス(5章前編)>ゲッテンデメルング(2章)

 

こんな感じですかね。まぁ、どれもFGO最初期のシナリオに比べれば、圧倒的に凝っているんのですが。

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そして、私個人の意見として、なぜオリュンポスが一番面白かったと感じたのか。考えてみたのですが、やはり、クリプター(キリシュタリア)の背景がしっかり描かれていたのが大きいかなと。

 

もちろん、今までのロストベルトでも各クリプターの心理描写や苦悩に焦点はあてられていましたが、キリシュタリアほど、過去の回想シーンが掘り下げられたことは余りないかなと思います。

 

しかも、キリシュタリアの過去がまた同情を誘う内容になっております。

これで感情移入しないはずがありません(笑)

 

しかも、冷徹で完璧主義、クールに見えるが、実はペペと同じく人情があり、非常に人間味溢れる内面を持っていたという...

 

極めつけは最後のシーンですね。主人公の敵でありながらも、(ラスボスになるであろう)異星の神に服従したわけでもない。キリシュタリアなりの信念・計画を持っており、最後は主人公を守って逝く。

 

これで人気でないわけがありません!!ってくらい、かっこいいキャラでした(笑)

 

よく漫画・アニメである、敵なんだけど、実は悪いやつじゃなかったってパターンです。まぁ、結果的にこのキリシュタリアが非常に印象に残るキャラクターだったが、オリュンポスの話の完成度が高い一因であります。

 

終盤の圧倒的情報量

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キリシュタリアも良いですが、今回は中盤~終盤でかなり話が進みました。

  • 異星の神の降臨
  • 最後のアルターエゴ、村正登場
  • ベリルの本性
  • コヤンスカヤの正体

↑こんな感じで、今までの謎が徐々に明らかになってきました。4章までは、伏線や謎が次々とばらまかれ、気になる所でしたが...

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次のブリテン異文帯でも、さらなる事実がつまびらかになるでしょう。

 

武蔵消滅、グランドランサーの登場

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オリュンポスを以って武蔵ちゃん退場しました。どうなったか一言で表すなら、鉄腕アトムのテレビ版最終回ですw

 

武蔵ちゃんは、FGOのシナリオでかなりの優遇っぷりですので、今回の幕引きは、良い塩梅かなと。逆に、これで復活ならまだしも、冠位になって再登場とかは萎えますね(凡人類史の宮本武蔵で出るなら別)。

 

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あと、遂にグランドランサー登場しましたね。前編でもグランドアーチャー登場したし、結構なペースでグランドクラス登場してるな汗

 

グランドランサーの神祖ロムルスは、いい感じに強キャラしてたので良かったです。

 

強いて不満点を挙げるなら...

  1. キリシュタリアは、なぜアトランティスにおいて、カイニスを見捨てた?
  2. 展開のマンネリ化

 

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まず、1.について。本シナリオにおいて、キリシュタリアとカイニスが非常に強い絆で結ばれているのは、わかりましたし、最後のやり取りからのラストバトルまでの流れは鳥肌ものですが。。。

 

それゆえになぜ、キリシュタリアは、アトランティスでカイニスを見限り、ディオスクロイに始末させたのでしょうかね???(私が何か見落としていたらすいません)

 

例にもれず、最高の主従関係なのに、あの下りのせいで、キリシュタリアのカイニスに対する信頼性に疑問が生じます。

 

次に、2.について。「敵と一時的な共同戦線」「(序盤で)主人公サイドを無双できる力量を見せつけるものの、再戦時では明らかな弱体化、敗北を喫する」「ボス集団の各個撃破で攻める」などなど...

 

これに関しては、これ以上特にいうことはありません。もはや、FGOあるあるという認識ですので。

 

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あと、難易度はゲキムズですw

一番難しかったんじゃないか?ビーストとゼウス戦は、初見でノーコンテニューで勝てました。が、女神デメテルとキリシュタリア戦は、一回で勝てませんでした。女神デメテルに至っては、攻略サイト見て挑んでも詰む始末。防御バフ→チャージ加速→超回復って無理ゲーだろ()

 

それにしても、次のロストベルト解放までどのくらい先延ばしするのでしょうか。今回の完成度が高かったばかりに、早く次のシナリオを読みたいです!今年中までには、お願いします(白目)。

飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群の推薦書提出へ

奈良県は先月30日、文化庁世界遺産暫定リストに記載されている「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の推薦書素案を提出しました。

今後は、ユネスコへ出す推薦書の作成作業に取り掛かるそうで、最短で令和6年の世界遺産登録を目指すそうです。

 

 

飛鳥・藤原の宮都とは?

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さて、今回推薦書の提出がなされた「飛鳥・藤原の宮都」とは、一体どの文化遺産を指すのでしょうか。

もちろん、歴史的に重要な関連性がある遺産であることは間違いないでしょう。構成資産の内訳として、例えば、高松塚古墳キトラ古墳、藤原宮跡などで、全部で20もの数になるそうです。

 

高松塚古墳や藤原宮は、皆さんもご存知かと思います。まぁ、高松塚古墳というよりは、高松塚古墳壁画が有名ですね。

壁画を一般公開したために、観光客の息に触れてかなりの損傷をしてしまったという、悪しき出来事がありました...

藤原宮は平城京遷都する前の、藤原氏の拠点だった場所です。今は跡地のようです。写真を私も拝見しましたが、確かに更地でした。

 

遺産の「顕著な普遍的価値」は一体?

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「飛鳥・藤原の宮都」の価値として、以下のポイントの点をPRしているそうです。

  • 東アジアの文化と技術交流により、古代日本に一大変革を起こす
  • アジア諸国のうち国家形成の過程が明瞭にわかる無二の資産

 

上記の点で推薦するとして、もし世界遺産に登録されたら、評価基準(2)が適用されるでしょう。評価基準(2)は、「ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値に重要な交流を示すもの」です。"文化交流"が分かりやすい表現だと思います。

 

私個人の感想として、最短で令和6年に世界遺産登録の事実に驚きです。世界遺産自体は毎年結構なペースで増えていますが、一国スケールで見ると、いかに長い道のりか分かりますね。

 

確か、彦根城も同様に推薦していたはずなので(あとでブログ記事に書こうと思います)、世界遺産候補の一騎打ちになると思います。

 

皆さんは、どちらが好きですか?

私は、どちらも世界遺産に相応しいと思います。

 

「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の動向は、今後も目が離せません。

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大学を卒業したので、4年間を振り返る

この度、4年間通い続けた大学を卒業しました。

 

今回の記事では、当ブログの趣旨とは些か異なりますが、この4年間を通じて感じた色々を綴っていきたいと思います。

 

 

受験終わりの反動f:id:rissho-blog:20200401211727j:image

今思うと大学一年時の私は、かなりやさぐれていたと思います。

他の人から見るとそうでもなかったのかもしれませんが、私自身はそう思っています(笑)

私は大学受験のときに、人生の中で一番勉強しておりました。それは今も変わらないです。まぁ、その反動でしょうか、大学入学後の生活は、自分の思い描いたものとは異なる道を歩みました。落第した劣等コンプレックスは相当なものでした。

学部のなかに友達と言える人は誰一人いなかったですし、授業も基本的にはひとりで出席していました。友達を作ろうとはせず、孤独への道を自ら進んでいったという訳です(笑)

このやり方が、今後の大学生活の過ごし方を決定づけることになったのですが...別に後悔はしておりません。ひとりで過ごす方が気楽ですし、気使わなくていいですからね。それに、自由に自分の時間を使えるし、金を浪費することはない。

 

上記のように、入学当初は基本的にひとりで行動していましたが、孤独に感じることは無かったです。

唯一友達と呼べる存在に出会うf:id:rissho-blog:20200401211740j:image

それでも自分のなかで、友達と呼べる存在がひとりだけいました。私が所属していたサークルの友達です(便宜上G君と呼称します)。オリエンテーションのなか、G君が私に声かけてくれたことが始まりでした。

私の大学生活の中で、最も大きな出来事・きっかけのひとつに、このG君がいます。彼からは、本当に色々な影響を受けました。本当に...

  • 海外旅行
  • 筋トレ etc...

彼は相当な海外旅行好きで、私と出会った段階で、色々な国へ行ってました。元々、英語の勉強に興味があった私は、彼から聞く話にインスパイアされました。

そして、初めて海外旅行に行ったのもG君とです。この経験が、私の短期留学の経験の後押しになったのは確かです。

あと、筋トレ。筋トレ一緒に行こう、と私に提案してくれたのも彼です。お陰で、私は入学時の体重に比べて8kgの増量に成功しました。マッチョではないですが、その道しるべを示してくれたのもG君の存在があったからこそです。

 

まぁ、そんなG君なんですが、今は音信不通です。このことに関してはパーソナルな話になるので、ここでは触れませんが、今でも私は感謝しています。

 

G君と音信不通になってからは、それと入れ替りで、ゼミや授業間で沢山の友達ができて、卒業時には入学時と真逆の状況になっていました。先日も、卒業式が無くなったので、代わりにゼミで飲み会しよー!ってなったので、そちらに参加しましたが、めちゃくちゃ楽しかったです。

 

ケンブリッジ大学での経験f:id:rissho-blog:20200401211253j:image

実は大学生活のなかでも、私の夢がかなった瞬間があります。それが、ケンブリッジ大学での短期留学でした。

授業中、ケンブリッジ大学Wikipediaを開き、キングスカレッジチャペルの写真を見ながら、「いつかここに訪れたい、学びたい」と思っておりました笑

そんななかで、年度末に大学でケンブリッジ大学でサマープログラムの募集が。別に母校と、ケンブリッジ大学では学術協定も何も結んでいなかったですし、初めての募集だったらしいので、本当に偶然の偶然でしたね。

もちろん、お金も凄いかかるのですが、母親に相談したら、OKしてくれて。何とかお金も工面できたので、まずは言ってみることが大切だと思いましたね。感謝。

 

この経験は私の大学生活のなかで、最も大きかったビックイベントでしたし、実際に払ったプログラム費用以上の対価を、貰ったと思っています。

 

就活、教育実習、そして院試...f:id:rissho-blog:20200401211235j:image

3年生で短期留学を経験したあとは、くるべき就活へ向けて、企業セミナーや業界研究・企業研究、ES対策講座を受講したりと、精を出していました。

結局、大学院進学ということで、これらの行動は直接的には進路と結び付かなかったですが、別に無駄だったと思っているわけではありません。

むしろ、就活楽しかったですからね。内定が貰えず、不安になっていった頃からは、楽しいという感情はなくなりましたが...

もし、私が第一志望の企業(某鉄道会社)に内定貰えていたら、大学院へ行くこともなかったでしょう。

内定はもらえたものの、「自分は、本当にこれでいいのか?」という揺らぎと、自己分析がきっかけで、院試への挑戦に結び付いた訳ですから。

 

あと話すことといえば、教育実習。先日、無事に教員免許状(中高・社会と地歴)が手元に届きました。

まぁ、教員になるつもりはないですが、教育実習でも良い経験させて頂いたと思っております。今振り返ってみると、教員免許状とるのに、めちゃくちゃ単位とらないといけないので、他の資格に比べて取得難易度が、割にあってないと思います汗

でも、教育学全般の授業は面白かったし、何より教員志望云々より学生は、教育学の授業を主体的に学ぶべきだと思います。日本の教育の現状を知れたのは、紛れもなく、教育学の授業のお陰です。

 

院試に関しては、このブログで、何かしら入試前の記事を残しているので、そちらをご参照ください。

 

ここまで、長々と書いてきましたが、私の大学生活は、どちらかというと「遊び」よりも「勉強」の4年間だったと思います。しかし、「遊び」の面でも疎かにはせず、十分に充実できていたので、つまりは最高!の大学生活でした。

小・中・高・大の学生生活で一番良かったです。色んな意味で。

 

 

...それはさておき、今日から4月になり、また新しい生活が始まりますが、次の目標は既にできているので、それに向かって頑張ります!

 

では、アデュー。

万里の長城、一部で観光再開【新型コロナウイルス】

新型コロナウイルスの影響で、世界の商業施設・観光地が閉鎖を行っている中、中国の万里の長城は24日から、一部区域から観光再開を行いました。

 

1月25日から全面区域で観光禁止が行われていたので、2か月ぶりの再開となります。万里の長城は、一部区域で観光再開したものの、紫禁城や上海ディズニーランドでは依然として閉鎖が続いています。

 

 

 開放区域は、最も人気がある「八達嶺長城

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一部観光客の受け入れを再開とのことですが、その一部とは八達嶺長城のことを指します。八達嶺は、観光客から最も人気のあるエリアで、コロナウイルスが蔓延する前の2019年6月には中国当局が、一日の観光客を制限するほどでした。

また、八達嶺は、北京から北西約70kmに位置しているそうです。

 

観光再開後も、厳しい条件が付けられる

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一部観光再開といったものの、観光するためには諸々の条件が必要なようです。

  • チケットは事前に予約が必要
  • 現地で検温の義務が課せられる
  • マスク着用必須
  • 来場者間は最低1mの距離を取らなければならない
  • そもそも入場者は、平常時の3割に規制

などなど...細かく設定はされているものの、対策一つ一つにも諸々の問題がありそうです。例えば、「お互いの距離を1m以上開ける」とかは、その間隔と統制が上手くとれるか疑問です。

 

さて、今の時期に開放とのことですが、私の感想といたしましては、観光再開は時期尚早なのではないかと思います。

というのも、今は人が来ないのではないでしょうか。日本を含め、諸外国では、中国への入国禁止・制限をしていますし、訪れるのは国内の人々に限られるでしょう。

そして、その中国国内でも一部の省ではロックダウンをしている有様。そんな状況の中で、人気観光地を訪れる人は果たしているのか、否か。

 

この記事を書いている時点で、既に観光再開していますが、客の入れ込みはどうなっているのでしょうか...気になる所です。

 

参考:CNN

www.cnn.co.jp

 

 

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「阿蘇カルデラ」を世界遺産へ 国内暫定リストへ提案

3月26日、熊本県阿蘇郡市7市町村が、世界文化遺産登録を目指し、文化庁に提案書を提出しました。

名前は阿蘇カルデラ―巨大なカルデラ火山を極限まで利用した文化的景観―」です。


 

世界遺産登録のためには、暫定リストへの登録が必須

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阿蘇の山

今回、熊本県阿蘇郡市7市町村の提案は、平成19年(2008年)以来、約12年ぶりとのことですから、一度は国内候補入りを目指していたということになりますね。

 

そのときに文化庁から登録に向けた課題を提示され、それをクリアにするために、自治体は様々な取り組みを行っていたようです。

 

ちなみにですが、世界遺産に登録されるためには、まずユネスコ世界遺産の暫定リストへ記載されていなければなりません。

暫定リストとは、何かというと...一言で表すなら「世界遺産予備軍」とでもいいましょうか。世界遺産はこの暫定リストに掲載されている物件のなかからでしか、登録は行われません。

言ってしまえば、この暫定リストに載ることが世界遺産の土俵に立てるのです。

 

阿蘇カルデラ」のOUVは?構成資産は?

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阿蘇の神社

では、今回提案が行われた「阿蘇カルデラ」の、世界遺産に認められるに相応しいOUV(Outstanding Universal Value、日本語訳は顕著な普遍的価値)は一体何なのでしょうか。

 

提案書を見てみますと、構成資産は中央火口丘やカルデラ、草地、湧水、豊後街道阿蘇神社などのようです。目玉は、やはりカルデラでしょうか。そこの地域に住む人々の営みや祭りなど、文化的側面も強調しています。

 

上記の観点から、文化遺産のなかでも文化的景観での提案なのでしょう。阿蘇カルデラ」に近い事例として「富士山」があります。こちらも、文化的景観としての登録で、富士山を中心として営まれる、人々の信仰をポイントに汲みこんでいました。

 

個人的な所感としては、提案した名前は、変更の余地があるかもしれません。というのも、世界遺産を審査する側としては、登録名はわかりやすいもののほうが好まれる傾向にあります。

今は「阿蘇カルデラ―巨大なカルデラ火山を極限まで利用した文化的景観―」という名前ですが、これは外国人からみると、少し趣旨が伝わりにくい感があるかもしれまん。

 

何はともあれ、今後も目が離せませんね。詳しく知りたい方は下記リンクからご覧ください。

www.pref.kumamoto.jp

 

参考:熊本県熊本日日新聞

 

阿蘇カルデラの地域社会と宗教

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