2部5章ネタバレ含みます!
昨日、2部5章のアトランティスをクリアしたのですが、個人的に衝撃だったのが、冒頭の場面と、「カルデア内に信用してはならないものがいる」という事実でした。
今回は、後者のカルデア内の内通者は誰かを考察していきます。
ボーダー内のメンバーは限られている
皆さんもお分かりだと思うのですが、初期のシャドウ・ボーダーからいるメンバーって片手で数えられるほどしかいないので、自ずと答えは絞られていきます。
では、一人ずつ候補者をみていきましよう。
①ゴルドルフ・ムジーク
まず、カルデア内のリーダーである現所長を見ていきましょう。まず、彼は元々アルターエゴのコヤンスカヤに出し抜かれており、当初は典型的な小物として描かれていました。
しかし、物語が進むにつれて、勇敢な一面や懐の深さを垣間見せ、何だかんだで一番マスターたちから愛させているキャラなのではないしょうか(三枚目ではあるが)。
考察ポイント
- 第2章で、主人公とともに毒を患っており、命の危険性があった
彼の立ち位置や、考察ポイントを考えると、裏切り者とは考えにくいです。もし、所長が敵だったら、一番面食らうのではないでしょうか(笑)
1.5部からロマンの代わりとして、活躍しています。一言で表すなら、カルデアの参謀役・ブレーンですね。
しかし、既に1部のときからマスターたちの前に姿を現しており、実際は古参のキャラクターです。
シャーロック・ホームズということで、鋭い観察眼を持ち、戦闘力も持ち合わせている、非常に優秀なサーヴァントです。
考察ポイント
- 第2章で、シグルド(スルト)によって、瀕死状態まで追い込まれている
- モリアーティの幕間を筆頭とした、数々の疑惑と謎が存在する
因みに、数々の伏線や謎の一部を紹介すると
- 元々はキャスターだったが、なぜかルーラーに
- 単独でレイシフトしている
などなど...このほかにも色々あります。
しかし彼は、少なくともクリプターとつながっているとは考え難いです。それは、次の心理描写でも明らかになっています。
といえど、未回収の伏線がたくさんありますので、怪しさでいえば、カルデア内でも高いことは間違いないでしょう。
③ダ・ヴィンチちゃん(ライダー)
2部から登場した、生前のダ・ヴィンチちゃん(キャスター)の後継です。彼女もサーヴァントで、ホームズと同様、あらゆる面から主人公をサポートしています。
考察ポイント
- あのダ・ヴィンチちゃん(キャスター)が作り出した。
- ホームズからキリシュタリアの所見について問われたら、「...ああ。うん...」などと、意味深な反応をしていた。
彼女は、死亡する第2部冒頭まで、主人公の仲間であり続けたダ・ヴィンチちゃん(キャスター)が作った存在であるため、とても裏切るようには思えない。
また、2つ目の考察ポイントも、ただ単にキリシュタリアの圧倒的な力、またはそれ以外の何かに感づいて、動揺しただけかもしれない。
④ムニエル
カルデアのモブキャラのなかで、唯一レギュラーに昇格したムニエル。キャラ設定もしっかりなされており、シャドウ・ボーダーのメンバとして活躍しています。
考察ポイント
・主要キャラではないため、重要な場面でも登場しない。
あまり姿を現さないので、逆に怪しいですね(笑)。でも、逆に言うと、ホームズのような怪しい伏線はそれほどないということです。
⑤キャプテン・ネモ
ノーチラスの艦長として、4章から本格的に活躍し始めたキャプテン。5章でも、ポセイドンとの戦いで大活躍しましたね。
考察ポイント
・5章の冒頭で、アルテミスからの攻撃によって、一時的に意識不明になった。
個人的には、彼が裏切り者である可能性は低いと思います。ノーチラスの艦長として、主人公側に尽力しているのは、確かですし、彼が真名を明かして覚醒したのも、4章からです。
時期的にも、彼が敵の一人だったという、展開にするには、話のペースが遅すぎるのではないでしょうか。
裏切り者はホームズが濃厚...?
ここまで見ていくと、やはり一番合点がいくのは、ホームズという結果になりました。
"カルデアの者"が「信用できないやつがいる」という発言をマスターに教えてから、全員が全員怪しい言動をするように見えますが(笑)、私自身、直感的に「ホームズかな」と思いました。
というのも、シャーロック・ホームズは1部第6章で次の発言をしています。
そして、今回はロマンの姿をした"カルデアの者"があの発言...
私は、これが先のホームズの発言の、意趣返しではないかと考察しております。
結果的に、ロマンは敵でもなんでもなかったですが、ホームズはどうなのか。
はたまた、別のものが裏切り者なのか。
次のオリュンポスで、新たなヒントが出てくるかもしれません。