Yu's Tea Room

世界遺産や研究に関する話題を紹介。日々の生活や書籍の記事も投稿しております。

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To enlarge education of world heritage for peace.

「人を動かす」(D・カーネギー)を読んで①

今、タイトル通り、上の書物を読んでいるわけですが…

忘れまいうちに、心に響いた文面を綴ります。

人を動かす3原則

1.批判も非難もしない。苦情も言わない。

まず、導入で筆者は、悪人達はいくら倫理を犯すようなことをしてきたとしても、そこに反省の念は抱いてないという。
さらに、批判及び非難は相手を激昂させ、悪い効果しかない。
そもそも、人を非難する前に自分の欠点を見つめ直し、是正することこそが大切なのだ。

人を非難するのは、ちょうど天に向かって唾をするようなもので、必ず我が身に返ってくる。①

人を批評したり、非難したり、小言を言ったりすることは、どんな馬鹿者にもできる。そして、馬鹿者に限って、それをしたがるのだ。②

2.率直で、誠実な評価を与える。

これは、私にとっても興味を引く内容だった。
前章の延長戦といった感じで、端的にいうと、

承認欲求を満たしてあげるために誉めよ。しかし、それはお世辞などではなく、心からの賛辞だ、と。

なるほど、承認欲求は扱い方次第でプラスにもなるし、マイナスにもなる。
そう思ったのは、ベストセラー「嫌われる勇気」からだ。
私が大学入学前に読んだものだが、こちらも、キーワードは「承認欲求」である。
承認欲求が起因し、人は劣等コンプレックスを抱くことが述べられている。しかし逆に言えば、それを上手く使えばバネ(野心)にもなる。
「人を動かす」でも同じことが述べられている。人はこの承認欲求があったからこそ、文明は発達していったのだ。

奇妙な接点が見つかった…

続く。

Nona Reevesのライブ行ってきました!

こんにちは。

タイトル通り、本日、Nona ReevesさんのBillboard live tokyoに行って参りました。(19:00~)

音楽ライブに行ったのは、これで2回目ですが、自分の好きなバンドのライブに行ったのは、今回が初めてです!

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写真は、「ホノルル・ガール」(飲みかけの写真ですみません…)
1,200円と割高ですが、美味しかったです。

僕は今回、自由席で鑑賞しましたが、女性(30~40代頃)が多かった印象です。男性且つ若者の僕は非常にアウェー感が凄かった…

「若年男性って本当に俺しかいなくね?」って思いました。

ライブ始まる前は緊張しましたが、演奏が始まると、それもほぐれ、本当に楽しい一時を過ごさせて頂きました!Nona最高!

僕の席は、真っ正面に奥田健介さんがいる位置で、距離が近く、最高でした!本当ギター弾いてるオッケン格好良かったです。
あと、西寺さんとも歌ってる最中、何回も目合った(気がする)😁😁😁

曲は、Week like it、ガガーリンブラックベリージャム、ポップトレイン、Golden city(めぐみver)、ホノルルガール、Tonight~愛があった夕べ~、Lucky guy…etc…とかで1時間10分程度のライブでしたね。確か。

僕的には王道を征く、Love togetherとかの生演奏を聴いてみたかったんですが、それはそれ。

また、NonaのLiveあったら行きたいです!今日は楽しい夢を有難う😂😂😂

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2冊の小説読みました。

 こんにちは。

 

 もうすぐ新生活が始まる、今日この頃。私も新たな学校生活が始まろうとしています。さて...実はこの春休み期間中に小説を2冊読了し終えたことを報告します。

 

 うむ、今まで新書をよく読んでいたわけですが、なかなかに小説も悪くない。

 

 入門的知識が身につくのは、新書だと思います。しかし、小説は「読書の醍醐味=感動・驚き等のセンセーショナルな感覚」を味わえるのが良い点です。

 

 今回読んだ2冊の小説がこちら

 

火車 (新潮文庫)

火車 (新潮文庫)

 

 

ボトルネック (新潮文庫)

ボトルネック (新潮文庫)

 

 

宮部みゆき火車」、米澤穂信ボトルネック」です。

 

 最初に「火車」をよんで、その次に「ボトルネック」を読みました。前者が700Pくらいあったので。後者はすぐ読み終わりました。

 

 感想は次回書きたいと思います!ではでは~

 

 

2学年の春期休暇は。

 こんにちは。最近ブログ書いてなかったのですが、これには理由があります。えー、実は私のパソコンからではブログの記事を書けない状況でありました。この不具合は、一応運営にも報告しました。

 

 さて、伝えたいことは山ほどあるのですが...私も、もうすぐ3年生を迎えます。というわけで、まずは今学年度の目標を述べたいと思います。

 

  1. 資格取得
  2. 運転免許取得
  3. インターン
  4. もう一度海外へ行く!(卒業旅行は除いて)

以上です。前回書いた記事とさほど変わってないかな?

 海外へ行くのは、留学とかがベターだとは思うんですが、時期が微妙なんですよね。夏季休暇はインターン及び自動車免許取得と重なる可能性があり、春期休暇は就活が始まる時です。しかし、海外へ赴くことで得られる収穫は大きいです。(9月台湾旅行したときに実感) 何がなんでも行きたいです!

 

 資格取得に関しては前回の記事でも述べましたね。「極」です。

 

んで、この長期休暇は何をしているかというと、「公務員講座」です。実は、学校で公務員講座が開かれているため、それに出席しています。そのため、自動車免許も今回取れませんでした。空き時間が勿体ないため、イベントバイトも現在、やってます。

 そして、日程を上手く調整し、地元に帰省して友達と遊んだりなんかしてます。

 

バイトに公務員講座、帰省。まぁまぁ良い有効活用なのではないでしょうか?本当はリゾートバイトしたかったんですけど、私の希望する時期には募集してないとのこと。残念。

 

 それと、もうひとつ。1月にTOEIC585点取得しました。

 大台の600点にあと15点。長い道のりでしたが、3年次の間にキメますよ。3年次に取りたい資格は、

です。正直、多いですよねw計画通り、進まないかと思いますが、自分なりにやってみます!S&Wはできればって感じです。今は中検4級合格に向けて勉強中。

 

今回はこの辺で。ではでは!

2017年

 今年もお疲れ様でした。
皆さんにとって2017年はどんな年だったでしょうか?

私は2017年を漢字一字で表すと「急」です。
とにかく、「急」がしい1年でありました。新しいバイトだったり、詰め込んだ時間割だったり。おかげで今年取れた資格は「世界遺産検定2級」しかないですが、まぁ良いでしょう。

また、新しいことにも挑戦した1年でもありました。特に海外旅行がその筆頭です。人生初の海外へ赴いたことで、色んなことを学びました。

来年は大学3年になります。卒論の準備だったり、進路も明確に見定めなければならない年であります。多分、大学4年間の中で一番重要な時でしょう。

 とりあえず、大学生活でやり残していることは、
1、インターン。2、海外留学。3、運転免許取得です!

 そして、来年の一字は「極」です!
何事も極める年にしたいと思っています。英語、世界遺産検定、読書、歴史...だったり。

 来年は皆さんにどんな1年にしたいですか?常に目標を持って頑張りましょうね!今年もお疲れ様でした!良いお年を!

【内容紹介】戦争調査会 幻の文書を読み解く 著井上寿一

 

 

 

  • 今まで戦争調査会の議論に立ち入っていないが、本書では戦争調査会の資料全15巻を読み解く。
  • 我々は史料から歴史の教訓を読み取る。

 

Ⅰ戦争調査会の始動

  • 1945年8月15日、幣原は電車の中で敗戦に対する国民の憤慨を聞く。
  • これをきっかけに組閣後、「戦争調査会」を設置。
  1. 総裁:幣原喜重郎(他の人にポストを頼んだが断られ、やむを得ず)
  2. 長官:青木得三(元エリート官僚。天下りで金融公庫の理事長をしていた)
  3. 副総裁:芦田均
  • 他メンバーは戦争責任、公職追放等を免れた人物が就いた。
  • 徳富蘇峰「負けた側が負けた側を裁くことは論外」と批判。

様々な知識人の戦争原因

  • 渡辺銕蔵➡思想・文化の影響、ブロック経済のせいではない。
  • 馬場恒吾の戦争調査会の方針への批判(軍部を裁け!)

戦争調査会3つの方針

  1. 戦争原因の追究
  2. 平和国家の建設
  3. 多様な手法で調査

 

Ⅱ戦争調査会は何を調査するのか?

  • 「公募」による調査➡全く役に立たず。
  • 渡辺銕蔵の発言「なぜ、日本はドイツが降伏した後、戦争をやめられなかった...普通に考えれば、アメリカに負けるでしょ!?」
  • 芦田均のやる気➡GHQ関係(は戦争調査会)を不安視。
  • GHQは戦争調査会が帝国国家として「新国家の建設」を画策しているではないかと思う。➡戦争調査会はGHQは監視下、マッカーサーに抵触されないよう進行。

 

Ⅲ戦争回避の可能性を求めて

  • 第三部会で三人の経済知識人が登場。財政経済の観点について、五つの戦争原因を提唱。➡これを渡辺銕蔵が反論。

 

Ⅳ未完の国家プロジェクト

  • 対日理事会(公開された)

メンバー・・・アチソン(米)、ソ連、中、英

対立構図➡米VS英、ソ / 中(中立)

 

  • 戦争調査会は、英・ソの反対(存在)により解散となる。
  • 米は戦争調査会を擁護する立場であったが、他国と足並みをそろえなければならなかった。

P.110 尾佐竹「主観のない歴史はあり得ない」

 

Ⅴ戦争の起源

  1. 大正期、軍人は蔑視されていた
  2. デモクラシーの影響で軍縮は不可避
  3. ロンドン海軍軍縮条約に批准

デモクラシーは極致に達するが、戦争への種子もまかれていった。

 

戦争と平和の間

  • 満州事変(関東軍の暴走)を協力内閣であれば、阻止できたことは確か。

➡しかし、積極政策・緊縮財政を覆すことになるので断念(井上準之助等の反対)

  • 日本は国際的孤立よりも日中関係の方が深刻
  • P.164 「外交時報」当時の外交誌
  • 宇垣一成が組閣していたら阻止できていたか...?

林銑十郎ではどうにもならず。

 

日中戦争から日米開戦へ

➡近衛「国民政府を対手とせず」➡日中の和平は困難になる

 

➡しかし、南部仏印進駐は米を刺激し、資産凍結に発展。

  • 野村駐米大使の日米了解案と松岡外交の齟齬。
  • 松岡は自ら首相になり、米と交渉しようとした...?

Ⅷ戦争現実

➡特許期限切れのアンテナ技術を敵国が使用。

  • 悲惨な工場で労働➡モチベーションの低下(効率)

まとめ

  • 歴史研究、活用されなかった戦争調査会史料 etc...

 

以上です。ではではー

 

【内容紹介】応仁の乱 著呉座勇一 / part2

※ネタバレあり

 

  前回の内容に関しては、こちらを参照。

rissho-blog.hatenablog.com

 

 

大乱終結

  • 疫病流行
  • 和睦の雰囲気が高まる。結局、総大将の山名宗全細川勝元が立て続けに亡くなる。(心労が大きい?) その後、山名・細川間のみで和睦は成功するが、戦乱は続く...

➡西幕府解散により、形の上で乱は終了。勝者はいない。

 

  • 経覚は乱の終了を見ることができずに病死。多額の債務を残して亡くなったが、尋損が上手く対応した。

 

乱後の室町幕府

  • 応仁の乱によって権威が失墜した幕府は権威回復を目指す。➡義政は寺社本所領返還政策を再開。
  • その後、義政は妻富子との関係悪化と息子義尚との不和で隠居。出家もするが、その後も政務に度々口をはさんだ。
  • 畠山両軍を山城の国一揆で撃退=「スイスの中立武装のようなもの」
  • 息子義尚VS父義政の関係は続いたが、近江守護六角氏討伐に向けて、義尚自ら出陣。民衆は歓喜したが、遠征中に義尚は病で亡くなる。

➡後継者(将軍)は父義視の子である義稙(義材)が選ばれる。

 

この継承問題について

 

賛成

日野富子

足利義政

 

反対

細川政元(細川は応仁の乱の際、東側であったため、元西軍側の義視が院政を行う可能性があるため)

 

しかし、この時期、義政が亡くなる。さらに、義視・義稙と日野富子との関係が悪化。

➡小川殿の問題によるもの

 

そして、次いで義視が亡くなってしまい、後ろ盾がいなくなってしまった義稙。孤立を深めてしまう。

 

明応の政変

 

 以上で内容紹介を終わります。比較的読みやすかったです。

 

ではでは~